36スイバ 酸葉 (タデ科)
別名:酸模
部位:根、葉、茎
薬効:癜風、ひぜん病、リウマチ、扁桃炎
使用法
なまず
生の葉をウキクサとまぜてすりつぶし、その汁を度々すりつける。
ひぜん
生の葉の絞り汁を患部につける。
リウマチ
根約20gを水で洗い、こまかく砕き、ネギの白根五本と、クチナシの実三個をいっしょにして突きまぜ、卵の白身一個と、小麦粉茶さじ一杯を加えてよくまぜ、和紙に1㎝くらいの厚さにのばして患部に貼り、その上を包帯で巻く。入浴のときは薬をとり、患部を木綿でよく巻いて直接湯につけないようにし、出てからまた貼る。一日に一度とりかえる。患部が爛れたり、痒くなったりすることもあるが、この療法で、頑固なリウマチがよくなることがある。
扁桃炎
扁桃が腫れて痛むのには、根をすりつぶし、酢で、煉って喉に貼るとよい。 |
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