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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
さ行
34ー2スイカズラ (スイカズラ科)

別名:漢方では、葉を忍冬、花を金銀花という▼部位:葉、茎、花
薬効:腫れもの、梅毒、淋疾、痔、利尿、茸の中毒

使用法
腫れもの
 葉、茎の乾燥した物を20gから30gを煎じて、一日分として飲む。または、花(金銀花)とベニバナ(紅花)をそれぞれ等量を、粉末として酢で煉って患部につける。

梅毒、淋疾
 葉、茎とも乾燥したもの20gに同量のドクダミを加えたものを一日分として煎じて飲む。これにサルトリイバラを加えてもよい。


 葉、茎とも乾燥したもの500gを7~8Lの水に入れて煮つめてから、滓をとり去り、さらに煎じつめて泥状にして、痛む患部につける。または、葉、茎とも20gにヒメハギ遠志4gを入れて煎じ、その汁で肛門を温罨法する。

利尿
 葉をいって茶の代用とする。煎じて飲んでもよい。尿の出がよくなる。

きのこの中毒
 きのこの毒にあたったとき、葉、茎を煎じて飲む。忍冬茶と忍冬酒と忍冬薬湯スイカズラの葉や茎をいって、茶の代用に飲むばかりでたく、花をふつうの茶にまぜると、よいにおいの茶にたる。なるべく新しい花がよい。スイカズラの花は、はじめは白いが、のちに黄色になり、その白と黄がまじるので金銀花というのである。花にも毒消しの効がある。スイカズラの酒は、かぜのとき飲むと汗と尿が出て熱が下がり、また毒消しの効もある。これは、花300gを4Lの清酒につけ、火にかけて少しあたためたものをそのまま保存し、三十日くらいおいてから飲む。スイカズラの葉、茎、花ともふろに入れた薬湯は、肌を美しくし、からだをあたため、足や腰の痛みによい。
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