33シラン 紫蘭(ラン科)
別名:白及
部位:根
薬効:ひびあかぎれ、しもやけ凍傷、やけど、切り傷、打撲打ち身、止血
使用法
ひび、あかぎれ、しもや、火傷、切り傷
乾燥させ根を粉末にし、水で煉って、びび、あかぎれに塗る。または、生根のすり潰した物を、ひび、あかぎれ、しもやけにつける。これは粘着力が強いので、よく密着する。
火傷、切り傷には粉末をごま油で煉ってつける。
打撲
根の粉末10gを一日分とし、酒で飲む。
止血
止血の効果がいちじるしいので、これだけを煎じて飲んだり、他の薬に加えて煎じて飲む。吐血、喀血、鼻血には、生の根10~15gを一日量として、煎じて飲む。乾燥したものは、10gを煎じて飲むか、粉末にして重湯で飲む。 |
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