25シソ紫蘇シソ科
部位:葉、実
薬効:脳貧血、カニ、魚、鳥獣肉の中毒、かぜ感冒、せき咳嗽、食欲不振、切り傷出、帯下こしけ、しらくも、頭部白癬はたけ、顔面白癬たむし、頑癬、水虫、汗疱状白癬
使用法
脳貧血
脳貧血を起こして卒倒したときは、酒をわかして、その中に葉を浸して飲ませるとよい。ちょく一杯の酒について、葉三、四枚くらい。
力二、魚、鳥獣肉の中毒
葉5gを煎じて飲む。生の葉の汁を飲んでも、熱湯で振出して飲んでもよい。
かぜ
葉あるいは実と、蜜柑の皮と生姜、それぞれ3gを二日分とし、煎じて飲む。
せき
実と大根の種子それぞれ4gを一日分とし、煎じて飲む。または、生の葉の汁を飲んでもよい。
食欲不振
胃が悪くて食欲のないときは、葉を煎じて飲む。
切り傷
切り傷から血が出るときには、少し古くなった紫蘇の葉を揉んで粉にし、傷口につける。
出血
帯下実10gを、煎じて飲む。子宮出血にも、帯下にも効く。
しらくも、はたけ
たむし水虫生の葉を揉んで、汁をたびたびつける。 |
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