24しじみ 蜆 (しじみ科)
部位:殻、身
薬効:黄疸、痔核(いぼ痔)、百日ぜき、頭部白癬
使用法
黄疸
肝炎で黄疸を起こしているとき、シジミのみそ汁を飲むとよいが、量が少なくては効がない。シジミ3Lに、同量の水を入れて一時間ほど煮、シジミをとり去り、その汁をさらに400㏄に煮つめ、少し醤油を入れて味をつけ、一日三回に分けて飲むとよい。また同時に、シジミ6Lに二倍の水を入れて、火にかけ、二、三度沸騰させ、その汁で行水をする。また、よく煮出した汁で全身をふいてもよい。
痔核
痛むときに、煮出した汁で温罨法するとよい。
百日ぜき
殻の黒焼きを粉末にして飲む。
しらくも
殻を黒焼きにして、ゴマ油で煉ってつけるとよい。 |
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