18チヤ茶ツバキ科
別名:チャノキ、茗
部位:葉、実
薬効:水虫、皮膚のただれ、口臭、のどの痛み、ただれ目、結膜炎、利尿、ぜんそく、酒の悪酔い
使用法
水虫
番茶の出がらしを乾かしてから粉末にし、患部に散布し、包帯で巻いておくと、一夜でよくなることがある。出がらしをかんでつけてもよい。
皮膚のただれ
茶の粉末を、乳児のまたのただれにつけるとよく効く。なるべく細末にしてつけること。
口臭
生のチャの葉を、少しずつかんでいるとよい。
のどの痛み
番茶を濃く煎じ、塩を少しまぜて、うがいをするとよい。
ただれ目
結膜炎番茶を濃くせんじて少し塩をまぜ、ガーゼか脱脂綿にひたして目を五分間ほど洗い、そのあとゴマ油一滴を点眼するとよく効く。
利尿
番茶を濃く煎じて飲むと、尿の出をよくする。
ぜんそく
チャの実と、ユリ根ササユリがよい、明礬を、等量粉末とし、米のりで丸薬として、一回に3~5gを飲む。粉末にするには、よく乾燥したものがよい。また、火にあぶってから砕いて、これを製粉機にかけるか石臼にかけるとよい。また、呼吸が苦しいときには、チャの実を濃く煎じた汁を、少量鼻にさしてやるとよい。
酒の悪酔い
茶を煎じて、塩を加えて飲むとよい。また、生のチャの葉をかんで、汁を飲んでもよい。 |
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