15タンポポ キク科
別名:蒲公英
部位:葉、茎、根(花の咲かない前の根を掘り、日光に当てて干してから用いる)
薬効:胃病、便秘、肝炎、浮腫、乳汁不足、刺のたったとき、腫れもの、いぼ。
使用法
胃病
根にも葉にも健胃の効があるので、便秘の傾向のある消化不良に、根は15g、葉は30gを一日量として、煎じて飲む。
便秘
大便の出をよくする効があるので、根または茎を煎じて飲む。下剤ほどの効はないので、痔核などで、大便が固くて排便時に痛む程度のとき、用いるとよい。
タンポポの葉は、再生力が強く、生きる力が旺盛たので、これにあやかりたいと、ゴマあえにしたり、ゴマ油でいためたり、みそ汁の中に入れたりする。また、ゆでて食べてもおいしい。 |
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