健康維持や予防なら民間薬で十分です。副作用もなくお茶代わりに安心して服用できます。
民間薬で病気の予防をしましょう。健康維持にお役立て下さい。
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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
た行
3ダイズ大豆(マメ科)

部位:実(主として黒豆を用いる)葉、さや、根の球
薬効:解毒毒消し、二日酔い、食あたり、食傷、かぜ感冒、せき、咽喉炎、声のかれ、腰痛、歯痛、腹痛、乳汁不足、心臓病かっけ、腎臓炎、丹毒、毒虫刺され、蛔虫除、ふけとり、吐血、不老長寿

使用法、
解毒
黒豆には毒消しの効があるので、魚、鳥獣類、酒、薬などの中毒に、煎じて汁を飲む。これに甘草を入れて、いっしょに煎じると、効力が倍加する。この場合、一回に黒豆50g、甘草3gを用いる。

二日酔い
黒豆20gと甘草5gを濃く煎じて飲む。

食あたり
食あたりで吐きそうで吐けないとき、黒豆を水から煮て、その汁を多く飲むと、食べたものを吐く。

かぜ、せき
黒豆に甘草を加えて、煎じた汁を温服すると、かぜをなおし、せきにも効く。

咽喉炎
黒豆に、マツの葉とナンテンの葉を入れて、煎じた汁を飲む。

声のかれ
声がかれて出にくいときや、または声がれの予防には、黒豆8gに甘草4g、それにタケの葉ハチクがよい一にぎりを加えて煎じて一日分とし、数回に分けて飲む。7腰痛ダイズを水にひたして、湿らせてから炒り、熱いうちに布に包んで痛むところを温めるる。冷えたらとりかえる。

歯痛
黒豆を酒で煎じて、口にふくむ。

腹痛
ダイズの根についている丸い球をとって、湯で飲むとよい。

乳汁不足
黒豆、黒ゴマ、もち米を粉末にして等量にまぜ、砂糖(黒砂糖)がよいを少し加えて食べると、乳の出をよくする効がある。

心臓病
心臓が弱い人は、黒豆、トウモロコシの実、もち米それぞれ20㏄ずつ粉末にしてまぜ、一日三回に分けて、水でかきまぜ、生のまま飲む。

かっけ
黒豆10gに、オオバコの葉20gを加え、煎じて飲む。


腎臓炎
黒豆、トウモロコシの実、イナゴをそれぞれ8gに、シイタケ4g、ドクダミ2gを一日分とし、煎じて飲む。

丹毒
葉をすりつぶしてつける。

毒虫刺され
ハチ、ムカデなどにかまれたときには、葉を揉んでつけるとよい。

蛔虫駆除
さやを乾燥し、うぶ毛をとり去ってから粉末とし、一回に8~lOgを、砂糖水で飲むと、蛔虫を下す効がある。

ふけとり
ふけが多いときは、黒豆を酢で煎じて洗うとよい。

吐血
血を吐くときは、黒豆を濃く煎じて飲むとよい。

不老長寿
仙人食として、黒豆・黒ゴマを等量炒って粉末とし、これにマツの葉を黒豆の半量ほど粉末にしで加えたものを作り、茶さじに一杯くらいずつ飲む。
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