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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
か行
62コムギ 小麦

部位:実、茎、葉
薬効:黄疸、床ずれ、小便の出しぶり、切り傷、しゃっくり、打撲、腹痛、下痢、ヒステリー

使用法
黄疽
 生のコムギの苗(芽)をとり、突きただらして汁をとる、一回に茶わんに八分目ほどを、一昼夜に三、四回あて飲む。

床ずれ
 床ずれの予防に、コムギを水に投げ入れ、水面に浮かぶものだけをとって絹の袋に入れ、床ずれになり、かけたところに敷くとよい。水に浮かぶものを浮小麦と呼び、これは皮だけで中身のないシイナムギである。

小便の出しぶり
 尿の出をよくするには、コムギを煎じて飲むとよい。また、コムギ10gに等量のアケビのつるを加えて、煎じてもよい。

切り傷切り
 傷の痛むのには、コムギわら(生でもよいを)黒焼きとし、ごま油で煉ってつけるとよい。

しゃっくり
 しゃっくりが止まらないとき、コムギの粉末に、唐辛子の粉末を少しまぜ、小さじ一杯ほど飲むとよい。

打撲
 打ち身で痛む者に、わら(生でもよいを)黒焼きとし、その粉末をさじほど酒で飲む。

腹痛、下痢
 腹が痛んで下痢するときには、コムギわら生でもよいを5㎝ほどに刻み、それを煎じた汁で、へそのあたりを温罨法するとよい。

ヒステリー
 コムギ実とナツメの実と甘草を煎じた汁が、ヒステリーによく効く。(甘麦大棗湯)
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