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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
か行
59コノテガシワ 児手柏 (ヒノキ科)

別名:側柏、オガミバナ

薬用部位:種子、葉

薬効:止血、ふけとり、抜け毛、酒の悪酔いの予防、やけど、咳嗽、滋養強壮

使用法
 止血
 吐血、喀血、血尿、腸出血、子宮出血、鼻血などに、乾燥した葉を4~15g煎じて飲む。この際、童便で煎じるとなおよい。湯飲み一林ほど加えて煎じると、効力が倍加する。また、種子を食べても、生の葉をもんだ汁を飲んでも、効力がある。

ふけとり
 ふけが多いときは、生の葉を一にぎりほど、10㎝くらいの長さに刻んだものを煎じ、煎汁で髪を洗うとよい。

抜け毛
 葉を陰干しにしてから粉末とし、ゴマ油で煉って、頭髪に塗りけるとよい。抜け毛予防だけでなく、毛はえ薬ともたる。葉は、黒焼きにして、ゴマ油で煉ってもよい。また、桑白皮と葉とを等量まぜたものを煎じ、その汁をぬると、脱毛を防ぎ、髪のつやをよくする。

酒の悪酔いの予防
 コノテガシワの種子と麻の実とを、それぞれ3gほど粉末にし、酒を飲む前に水で飲んでおくと、悪酔いしない。

やけど
 生の葉の汁をぬる。

せき
 種子4~15gを、煎じて飲む。また、粉末にして飲んでもよい。

滋養強壮
 種子の皮をむいて食べるか、煎じて飲むかすると、滋養強壮の効がある。
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