54ケイトウ鶏頭(ヒユ科)
別名:鶏頭花
薬用部位:葉、茎、花、実。
薬効:痔、打撲、打ち身、大腸炎、止血
使用法
痔
葉、茎を陰干しにしておき、一日分2~3gを煎じて飲むと効果がある。とくに痔から出血する症状のものよい。
打撲
白ケイトウの花をゴマ油につけておいて、打ち身の部分につける。
大腸炎
しぶり腹の下痢に、白ケイトウ花を、直径4~5cmくらいの丸薬にして、五箇ほど飲む。
止血
花、実、葉、茎とも止血に効果があるので、血尿、子宮からの出血、痔出血などに煎じて飲むとよい。
ると、よく温まり、帯下もなくなる。これで不妊症が治って、子宝に恵まれた例もある。
腫れもの
切り傷、癰、疔、癤などの腫れもののできたときには、煎じた汁で温罨法をする。切り傷は、煎じた汁で洗うか、生の葉を絞って汁をとり、塗りつけるとよい。 |
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