53ケイガイ荊芥(シソ科)
別名:仮蘇、アリタソウ、
薬用部位:葉、花、穂、茎(地上部の全体)
薬効:止血、めまい、陰嚢の腫れ、痔、脳出血
使用法
止血
乾燥した葉、茎、穂ともに8~10gを煎じ、一日に飲む。鼻血のとまらないものには、黄連3gをいっしょに煎じるとよく効く。また黄連解毒湯にこれを加えて、様々の出血に用いる。
めまい
産後のめまいに穂の粉末8gを一日に飲む。奇効がある之いう。
陰嚢の腫れ
穂をあぶってから粉末とし、8gを酒で飲む。
痔
痔のかゆいときには、穂を煎じた汁でたびたび洗うとよい。
脳出血
脳出血で半身不随を起こしているものは、8gを煎じて飲む。また、脳出血を起こして、口をくいしばってあけないときには、穂とハッカそれぞれ5gを、煎じて飲ませるとよい。 |
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