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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
か行
46クマヤナギ熊柳(クロサメモドキ科)

別名:紫羅花、蛇藤、黄繕藤

薬用部位:茎、葉、幹

薬効:健胃整腸、胆石、肋膜炎、口角炎。

使用法
健胃整腸
茎、葉ともに5~10gを煎じて、一日に飲む。

胆石
佐藤潤平氏によると、クマヤナギとカキドオシの二種の植物を合わせ、煎じて飲めば、七転八倒じて苦しんでいた胆石病が、わずか二・三十分で、ぴたりと痛みがとまる。なんとすばらしい霊薬ではないか。この薬を飲むことによって、石粒が胆嚢から腸に出て、体外に出るものと思われる、とある。さらに、その処方として、クマヤナギ8g、カキドオシ4g、右の二味を水(五・五合)で、土瓶または瀬戸引きの器具で、約3/5ぐらいまで煎じて、温かいうちに飲む、と述べている。

肋膜炎
長塩容伸君は、茎、葉とも一日量20gに、ウナギの頭を三個ほど加えて煎服するがよい、といい、次のように述べている。「知人が、乾性肋膜炎で癒着し、呼吸するたびにザラザラ摩擦音があり、横腹も痛むというので、この方法を教えました。五、六日たったが、少しも効き目がないというので、聞いたところ、面倒だからウナギの頭は入れない、そのうちウナギは、焼いて食べるといいます。それで、教えた通りにしたければ効かないといって、その通り試みさせたところ、痛みもとれ、癒着もなおり、半月ほどたってから、以前に増してじょうぶになったと喜ばれました」

口角炎
これは、口の両端がただれて白くなる病気である。幹を30㎝ばかりの長さに切り、中央をあぶると、両端の切り口から油が出るので、これをつける。
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