35キンカン 金柑 (ミカン科)
別名:金橘
薬用部位:実(皮のついたままを用いる)、葉
薬効:咳嗽、のどの痛み、感冒、魚の中毒、胃病
使用法
せき、のどの痛み
百日ぜきその他のせきに、実を十個余り煎じ、これに氷砂糖を入れてとかし、お茶がわりに、飲む。のどの痛みもよくなる。また、葉二十枚ほどに、等量のオオバコの葉を入れて煎じたものも、効がある。
かぜ
実を黒焼きにし、これに熱湯を注ぎ、熱いうちに飲む。または、実や葉を煎じて飲んでもよい。
魚の中毒
実を生のまま皮ごと食べる。または、実を煎じて飲んでも、黒焼きにして食べてもよい。
胃病
実または葉を煎じて、持薬として飲む。 |
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