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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
か行
27キキョウ(キキョウ科)

別名:桔梗

薬用部位:根(晩秋から初冬の間に、根を掘りとって、洗って日光に当て、乾燥したものを用いる)。漢薬店で晒桔梗として売っている。扁桃炎には、晒さないものが効く。茎、葉

薬効:扁桃炎m腫れ物、漆かぶれ、咳嗽

使用法
扁桃炎
桔梗の根3gに甘草2gを、水300㏄入れて半分に煮つめ、滓をとり、一口ずつ口に含んで、がいするようにして飲み送る。扁桃腺炎で、口が開かず、水も飲めない患者に無理に飲ませたところ、周囲の化膿したところが自然に破れ、膿が出てな治ったことがある。注意しなければならないのは、これには嘔吐を誘発する作用があり、一日に10㏄も飲むと、食欲がなくなり、嘔吐を起こすことがあることである。また、喀血の傾向のある人に用いると喀血を起こすこともある。


腫れ物
各種の化膿性の腫れものにも、根を用いる。俗に言うねぶと、乳腺炎などに、根3g、芍薬の根、枳実の落ち実(未熟のうちに落ちた実)各2gを、300㏄の水に入れて半分に煮つめ、滓をとり、一日三回に分けて飲む。これで、初期のうちならそのまま消散し、消散しないものは、口があいて膿が出てなおる。

漆しぶれ
漆にかぶれたときは、茎、葉ともに、生のものの汁をしぼってぬるか、乾燥したものを水にひたして、汁をしぼってぬる。

せき
根には、痰の切れを良くする効があるから、痰のからまる咳に用いるが、このためには根と、アンズの種子それぞれ3gに、甘草2gを入れ、煎じて飲む。
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