24カワラヨモギ(キク科)
別名:茵陳蒿、ネズミヨモギ
薬用部位:花穂、葉、茎(いずれも夏から秋にかけて刈りとり、乾燥しておいたもの)
薬効:肝炎、黄疸、蕁麻疹、浮腫、歯肉炎、歯ぐきの腫れ
使用法
肝炎、黄疸、蕁麻疹、浮腫
葉、茎の乾燥したもの10~20gを煎じて飲む。のどがかわいて小便の量の少ないときに用いると、よく効く。また、肝炎でからだがかゆいときには、煎汁で洗ってもよい。これらの病気に、漢方では、茵陳蒿湯、茵?五苓散などの処方として用いる。私はこれで、がんこなネフローゼをなおしたことがある。
歯肉炎
煎じた汁を口にふくんでいるとよい。 |
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