４８エンジュ 桷 （マメ科）
別名：黄藤ｷﾌｼﾞ
薬用部位：花、葉、根、種子
薬効：出血、高血圧症、痔、フグの中毒
使用法
出血
少し咲きかけた蕾に止血作用があるので、蕾8gを一日量として、煎じて飲むか、火で焙って粉末にしたもの5gを、もち米の重湯で飲むと、痔出血、喀血、歯ぐきからの出血などにきく。また、歯ぐきや舌などからの出血には、花または葉を粉末にしてつけてもよい。
高血圧症
つぼみにはルチン一種の配糖体で、脆くなった毛細血管を回復させる作用があるが含まれているので、高血圧症、動脈硬化症などに10gを一日量として煎じて飲む。
痔
痔の痛み、かゆみ、出血たどに、花、葉、根のいずれでもよいから煎じて、その汁で湿布する。また、花あるいは葉を粉末にしてつけてもよい。また、種子を焼いて粉末とし、つけてもよい。
フグの中毒
花をせんじて飲む。 |
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