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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
あ行
38ウマ 馬

薬用部位:糞、脂肪、肉、尿、歯、骨

薬効:痔、リウマチ、酒ぎらいにする、肺炎やけど馬の咬み傷

使用法

 痔の痛みや脱肛には、馬の脂肪をとり、一度鍋に入れて溶かし、冷えてから患部に塗る。たいへん具合のよいものである。または、糞を木綿の袋に入れ、洗面器または、たらいのようなものに入れ、その上から沸騰している湯を注ぎ、その袋を患部に当てて温める。

肺炎
 肺炎で高熱のあるとき、胸の痛むときなどには、馬肉で胸から背を包み、これで湿布のかわりにする。たいへん気持ちのよいもので、他の治療の補助とたる。しばらくすると、肉が腐敗して悪臭を放つようにたるから、たびたびとりかえること。

火傷
 脂肪をぬると疼痛が軽くなり、治りが早くなる。これも、一度溶かしてから塗ること。

馬の咬み傷
 馬にかまれたり、踏まれたりしたときは、糞の黒焼きを油で煉ってつける。

リウマチ
 歯または骨を黒焼きとして飲む。私が四十年ほど前に開業していた村に、リウマチ患者があり、いろいろな治療をしたが治らなかった。ところが、どうしたことか急によくなって、私を驚かせた。理由を聞いてみると、馬の歯がよいという人があって、その黒焼きを一週間ほど飲んだということであった。それで、他の患者にも試みたが、効く人と効かない人があった。

酒ぎらいにする
 馬の汗を酒にまぜて飲むと、酒が嫌いになるという。
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