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漢方と民間薬百科:大塚敬節著書(主婦の友社)
あ行
32ノコズチ(ヒユ科)

別名:牛膝、フシダカコマノヒザ

薬用部位:根、葉m全草。

薬効:血の道症、月経不順、外陰部の炎症、腰脚痛、尿閉小便、淋疾、小便不利、淋瀝、とげの刺さったとき、ヘビの咬み傷、腫れ物、指の腫れ

使用法
血の道症
 夏の土用の十日過ぎに根を掘りとり、乾かしてから、黒焼きとし、1日2~3gを酒で飲む。

月経不順
乾燥した根10gを、煎じて飲む。

外陰部の炎症
 婦人の外陰部が、はれたり、ただれたりした場合は、全草を煎じた汁で洗浄する。

腰脚痛
 乾燥した根10~15gを煎じて飲む。八味丸に、これとオオバコの実それぞれ3gを加えたものは、腰の痛みをなおし、尿の出をよくする。

尿閉、淋疾、小便不利
 尿閉には、根、葉、茎ともに陰干しにして粉末とし、一回2gあて、一日数回酒で飲む。その他、根10gを一日分とし、煎じて飲むか、粉末にして3~6gを酒で飲むとよい。

刺の刺さったときへびの咬み傷
 刺のたったものや、蛇に咬まれたものには、生の全草をすり潰してつける。

腫れ物
 とくに陰茎や陰嚢のはれ生の葉とダイダイの葉とをすりつぶし、少し酢を入れて煉ってからつけると良い。乳腺炎には、全草を煮つめ泥状として患部にはる。

指の腫れ
 指のはれて痛むときは、梅干しの肉二つ分を黒焼きとし、ケラという虫の羽と脚をとってから一緒にすり潰し、イノコズチの根のしぼり汁で煉ってつけると、よくきく。
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