27イチョウ
別名:公孫樹、鴨脚、銀杏(実)
薬用部位:実、葉。枝のつけ根にできる瘤
薬効:頻尿、夜尿症、咳嗽、しもやけ、うおのめ、犬の咬み傷、毒虫刺され、乳汁不足、虚弱症
使用法
頻尿、夜尿症
実(ギンナン)七個を生のまま熱灰に埋めて焼き、一日に食べる。
咳嗽
実を焼いて食べるか、煮て食べると、痰の切れをよくして、せきが楽になる。
しもやけ
生の葉、あるいは青いうちにとって陰干しにした葉を、煎じて、温罨法する。実をせんじた汁でもよいという。
魚の目
葉を黒焼きにして飯粒でねり、患部に厚くはるととれる。
犬の咬み傷
毒虫刺され実を生のまま突き砕いて、傷口につける。
乳汁不足
大木の枝のつけ根にできたこぶを、切りとり、煎じて飲むと、乳の出がよくなるといわれている。
虚弱症
実に滋養強壮の効がある。しかし、一度にあまりたくさん食べるのはよくない。 |
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