7アカネ
茜(アカザ科)
別名:ベニカズラ、アカネカズラ、茜草赤根
カッパノシリヌグイ(青森岩手)カミス(ソ)リグサ(青森秋田)コガネグサ(鹿児島)ベロキリ(栃木)
部位:根、つる、実(いずれも、秋採集する)
薬効:月経不順、出血、虚弱体質、かぜ(感冒)、心臓病、打撲(打ち身)
使用法
月経不順
月経がとどこおりがちの人は、実10gを一日分とし、せんじて飲む。また、根10gを水500mlと酒100mlの中に入れ、半分になるまでせんじ、一日分として三回に分けて飲む。
出血
吐血、喀血、鼻血などには、根をせんじて飲む。
虚弱体質
根に強壮の効があるのでせんじて飲む。
かぜ
根に発汗の効があるので、せんじてあたたかいうちに飲む。
心臓病
根に利尿作用もあるので、心臓病や浮腫のあるときに用いる。
打撲
根、つる、実ともに、葉のあるときは葉もいっしょに、ふろにたててはいると、痛みがとれる。
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