４アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)
別名
カミエビチンチンカズラ、ビンピンカズラ、日本では、アオツヅブジの木防巳を当て、オオツヅラフジに漢防巳を当てている。
使用法
浮腫
つるで根でも、乾燥したのを刻み、10～20gを一日量としてせんじて飲む。なお、白朮と茯苓をそれぞれ5g加えると、いっそうよくきく。とくに下半身の浮腫によい。
神経痛、リウマチ関節炎
乾燥した根茎を刻み、お茶がわりに飲む。ただし鎮痛の効は、あとで述べるオオツヅラフジのほうがよいようである。しかしこれは、オオツヅラフジよりも採集がらくだから、葉、茎、根ともにとって刻み、ふろに入れて薬湯を作り、これでからだをあたためると効果がある。ふろは、あまり熱くせず、長い時間をかけてゆっくりとあたたまるのがよい。
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