「どうしても小説書けない時、どうします?」
雲魂拾六のディーラーズルーム(というかほぼ雑談会場なんですが)で、
姫野さんからそんなことを聞かれました。
学生時代に参加した
クリコンでも、同じような質問をイラストレーターの
長谷川正治さんにしている人がいたなぁ、などと思い出しながら、筆者が答えたのは。
「なにもしません」
ちなみに上記
クリコンでの
長谷川さんのお答えは、
「魔女の宅急便を観ます」
というもの。
魔女の宅急便を実際に観てもらえばわかりますが、この二つの答えは、結果的に同じことを言ってます。つまり筆者は、学生時代に聞いた長谷川さんの教えを今も守っているということ。いや本当に、これが一番早い復活方法なんですよ。
小説家にとって「書けない」ってのは相当なストレスです。編集さんからプレッシャー受けてる時ならなおさら。
しかしながら実際にコンピュータの前に座ってここまで書いた分の自作を読んでみても、その続きが一行も出てこない。なんてことはよくあります。
筆者の場合はそんな時、ちょっとぐらい間をトバしても、書きやすいシーンから書くことにしています。とりあえず書ければストレスにはならないから。
ここで語っている「どうしても書けない時」ってのは、それもできない時のこと。もうどこをどうこねくり回しても一行も文章が出てこない時。
書けないストレスを貯めるとどんどん書けなくなるので、(編集さんからのプレッシャーなんか無視して)書こうとする努力すらしなくなります。フテ寝するか、趣味に走るか。
ただしここでドラクエみたいに時間のかかるゲームを始めてしまうと、いざ書けるようになってもゲームが終わってない、なんてことになるのでそれだけは控える。
とにかく小説のことを忘れて他のことをやるか、あるいはボーっとしてるとそのうちに書けるようになります。まるで小説のキャラクターが勝手に次になにをするのか考えて「これを書け」と催促してくるようになるんです。
小説書いてる人ならこの感覚はわかってもらえると思いますが、これは(今までとうってかわって)かなり調子のいい状態です。今まで書かずにボーっとしていた分を一挙に取り返せる……とまではいかないのがほとんどですが、まあかなり取り返せるくらい、いきなり好調な状態で書き始められるのです。
ま、あくまで筆者の場合は、ですけど。
いまさらながら
スーパーロボット大戦F完結編をやりました。
イデオンと
ガンバスターが新たに登場する、あれ。
世間はプレイステーション2の発売で大騒ぎですが、私は面白いゲームが出来ればハードウェアはなんだっていいんです。
3Dがグリグリ動くゲームが面白いと思う人もいるでしょうが、256色の一枚絵が表示されるだけでもシナリオさえよければ充分に面白い。そう思ってます。
で、「スパロボF完」の話。
ご存じのように様々なロボットが登場しますが、その扱いの差が面白かったです。特にイデオン。
シナリオライターの異常なまでの愛情が感じられました。
とにかくユニットの動きというか、戦闘の中での展開というか、そういうモノが原作アニメとそっくり。すごくよくできてる。
しかも決めワザを撃つときには、原作の特徴でもあった『カットイン』という手法でキャラクタが画面に割り込んでくる。
燃えました。ええ。私もイデオン大好きですから。
完結編でない
「F」のかなり初期から登場している某ロボットたちには、登場シーンとかでアニメーションを流しているにもかかわらず、シナリオや演出面ではまるで愛が感じられないのと、見事に好対照でした。
やっぱり確信しましたね。
ゲームの開発は愛だ!
とね。
世に送り出されるゲーム達のほとんどが「クソゲー」と呼ばれる理由は、やっぱり「儲けるためにゲーム作ってる」からなんですね。
うん。心がけよう。
愛を持ってシナリオを書くことを。