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試験管できらきら星
- 授業科目
- 1994年度1年次の物理ⅠB(2単位)
- 気柱の共鳴に関連して1時限
- 授業内容
- 本授業の前
- 本授業・・・具体的方法
- 試験管に入れる水の量を調節して、試験管の口の部分を吹くことで音階をつくった。
- 各班できらきら星を演奏し、音階のずれを見つけた。
- 音階をつくれたら各音での気柱の長さを求め、音の高さと気柱の長さとの関係を考えた。
- 本授業の後
- 気柱の共鳴についての説明を行った。
- 測定結果をもとに、音の高さと気柱の長さとの関係についての説明を行った。
- 授業の結果
- 音階をつくるために音を聞き分ける必要がある。そのため、音階のでき方に個人差があった。
- きらきら星を演奏することで、音階のずれがかなり解消された。
- 一つの曲を演奏するという点が、積極的な取り組みを引き出した。
- 今後の課題
- 予想以上に音階のずれが測定結果に大きく関わり、音の高さと気柱の長さについて定量的な結果がなかなか得られなかった。ただ、大まかな傾向を見つけるのには十分であった。
- 試験管を吹くときに女子生徒の口紅がつき、後で試験管を洗うのが大変だった。
- 一つの班で複数の生徒が演奏しようとしたときに、衛生面を気にする生徒がいた。
- 参考文献
- 篠原省治,芝 茂雄,高木四郎,中込八郎,"最新教師のための物理実験",聖文社(1961).