4期 第7回 (Vol.34)第1シリーズ「多文化編」

第4期おおくぼ学校 れぽーと 7

大久保・百人町の文学的風土 その系譜 4
「アジア系外国人と大久保・百人町界隈
−世界の歴史がみえてくる− 」

「なぜ、この町にアジア系外国人がやって来るの?」
−大久保・百人町地域からアジアの歴史、世界の歴史が見えてくる−

ふるだてさん

 大久保・百人町という地域は、町の歴史を知れば知るほど、新しい発見があります。 その幾つもの顔を持った不思議さは、興味しんしん!江戸時代、鉄炮隊の大縄地であったところ、大名の別荘地であったところがやがて軍閥の揺籃地、革命家と思想家の逃避地、近代文士村、そして今は?……これは皆さんが、よくご存じでしょう!周辺の高田馬場、柏木(現在の北新宿)も含めて、なぜ、アジア系外国人がやって来るの? これは私たち日本人の歴史とも深く重なり合っているのです。大久保・百人町地域からアジアの歴史、世界の歴史が見えて来ます!この“まち”の変貌をあなたは、どう、とらえますか?

 お話:古舘 秀子(ふるだて ひでこ)さん 文筆家

「アジサイ文章教室」主宰。新宿区在住50年。
シナリオライター、演出家としてTVドキュメンタリー、学校・企業などの視聴覚教材を制作してきた。
88年、「留学生のためのカウンセリングと異文化交流の会」を立ち上げる。
92年、「外国人とともに住む新宿区まちづくり懇談会」(現在の「共住懇」)を結成し、会の初代代表を務める。

 地域のミニコミ紙「大久保通りニュース」に20年間、ボランティアでコラムを書きつづけている。新宿高齢者「マイスター」として、子どもたちに紙芝居を見せる活動などもしている。

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