聖闘士星矢
夢の二十九巻


 聖闘士星矢本編は二十八巻を以て終わりました。
 しかし、97年の少年記の記述を見ると、どうやら何かが動き出しそうです。
 これはファンとして期待せずにいられません。
 まずはとん挫している冥王編のOVAから切望です。

 ところで、この97年少年記ですが、CDドラマ部も入っていて、そこでは平然と星矢が生きております。

おい!ハーデスに確実に殺されたんじゃ無かったのか!?

 聖闘士星矢でこの論理を語ることは思いっきりむなしい気もしますけど、いくらなんでもあの展開で実はちゃあんと生きてました、はひどいんじゃないでしょうか。
 というわけで想像するのが、二十八巻とCDドラマの間なわけです。
 この時代、黄金聖闘士は全滅。
 黄金聖衣のうちの五体はタナトスに砕かれて消滅。神聖衣五体もハーデスの攻撃を受けて死んでいる可能性が高いです。
 聖域を守っていた聖闘士たちの聖衣もタナトスの前にほぼ全壊状態。
 さらに主人公ペガサス星矢はハーデスの攻撃から沙織をかばって死んでいる。
 まともに動ける聖闘士は白銀聖闘士が二人、青銅聖闘士が九人。しかも聖衣は全滅状態。
 あとは貴鬼の双肩に聖闘士の未来が全てかかっている。

 ものすごい状況ですな。

 この状態の地上を手におさめようと動き出す可能性が一番高いのはハーデスの盟友と言われる戦神アレスとその配下の狂戦士。
 これじゃあ絶対に勝てないぞ。
 というわけで、星矢復活の話を現在計画しています。
 登場人物は他に、アスガルド姉妹と唯一生き残っている神闘士バド、ジュリアンとソレントと言ったところでしょうか。


 2008年11月追記。
 書き始めた頃とは比べ物にならないほどの展開を見せる聖闘士星矢の現状ですが、本作は天界編序章の前の話となることを目指しており、ロストキャンバスを正史として出来るだけそれに準拠することを目指して書いております。


極右絵師画
極右さんより、本作にまことふさわしい扉イラストを頂戴いたしました。
宇宙的な感謝を申し上げます。
予告編
99/08/27
序章
99/11/16新規
第一話、結末の終焉
2000/01/16新規
第二話、最終聖戦の時代
2000/03/13新規
第三話、遺されしもの
2000/05/15新規
第四話、輝かしき星闘士
2000/08/17新規
第五話、神話の魂
2000/10/15新規
第六話、封印の漸近線
2000/12/24新規
第七話、ギリシア風土記
2001/03/04新規
第八話、白銀の宮殿
2001/05/06新規
第九話、光を追いかけて
2001/07/09新規
第十話、星の名前
2001/09/21新規
第十一話、古き大地にて
2001/11/23新規
第十二話、アテナの策謀
2002/01/20新規
第十三話、第三勢力
2002/03/17新規
第十四話、氷都の来訪者
2002/06/02新規
第十五話、卑怯者
2002/07/25新規
第十六話、コレクター
2002/09/15新規
第十七話、星の子らの古里
2002/12/01新規
第十八話、不和の誘惑
2003/02/16新規
第十九話、神話の遺伝子
2003/05/22新規
第二十話、星々見参
2003/08/13新規
第二十一話、白羊宮の未来
2003/11/30新規
第二十二話、金牛宮の巨壁
2004/08/15新規
第二十三話、双児宮の近道
2005/12/30新規
第二十四話、星無き者たち
2007/04/05新規
第二十五話、巨蟹宮の遺恨
2008/11/24新規
第二十六話、獅子宮の千尋
2009/11/29新規
第二十七話、処女宮の銀鏡
2011/08/01新規
第二十八話、天馬ふたたび
2012/01/13新規
第二十九話、天秤宮の弟子
2015/06/04新規
第三十話、天蠍宮の失楽
2017/08/12新規
第三十一話、幻の蛇夫宮
2020/06/27新規




補足解説及び元ネタ
2001/01/15新規




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