心を漂わせる乗り物としての新たな世界



ドロップハンドルの本格派には抵抗があり、かといってマウンテンバイクもどうも・・・というわけで、たどり着いたのがフラットハンドルのデザインでした。(TREK/7.7FX)
「クロスバイク」と呼ぶそうで街乗りや日帰りツーリング向けですね。各パーツが精巧なため、僅かに漕ぐだけでスイスイと滑るように進んで行きます。徒歩よりも楽に遠くまで行け、車よりも小回りが利く点が気に入ってます。
乗りこなすうちにいわゆる通勤・買い物のチャリンコ・ママチャリ的世界とは全く異質で魅力的な乗り物世界が眼前に広がっていきました。

地図も予定も目的地もなく、気の向くままに乗り遊ぶスタイルをポタリングというそうで、私のスタイルは正にそれ。自宅である大阪府豊中市から猪名川河川敷、箕面の滝や勝尾寺、茨木あたりに出かけています。一度、淀川サイクリングロードを北上して枚方大橋まで行った時は、あまりの遠さにヘロヘロになりました。自転車は身体そのものがエンジンですから、エンジン性能がついていかないのです(^^;。

仕事の合間、休日など時間が空けばエッチラオッチラ、ペダルを漕いで近所を浮遊しています。風と一体になり、ゆっくりと流れる風景のただ中で「よしなしごと」を思い、心を自由に漂わせることができる最高の乗り物です。で、ときどきですが、こんな使い方にもなってしまいます、アハハ。

しかし、カッコエエ自転車やねんけど、私が乗ると「サーカスのクマ」みたいになるのはなんで?

<付記>

最近はもう少し自転車の事が解ってきまして、整備ツールも買いそろえ、たいていの整備・調整には対応できるようになってきました。淀川遡上ロードにも再トライし、今回はちょっと余裕で帰ってこれました。

これで気を良くして、豊中-明石間を試走の後、無謀にも「淡路島一周」に挑戦。南淡エリアの厳しい山道に一時は遭難しかけましたが(^^;、一泊二日で一周し総距離270キロを走って無事帰還できました。

この自転車を買った当初、近所の石橋商店街まで行くのが精一杯だったのに・・・。人間、奮起さえすれば、ある程度は“身体エンジン”も回復するもんだなぁ、とつくづく思っています。写真は明石海峡大橋と大阪北港ヨットハーバーです。

モデル
トレック/7.7FX
チマチマと換装&カスタマイズを続けてたら、下記のようになってしまいました。クロスバイクというより、もう「フラットバーロード」ですね。
ホイル マビック/キシリウム・エリート・シルバー 700c
タイヤ パナレーサー 23mm
ハンドル カーボン製フラットハンドル
グリップ エルゴン/レースグリップ改造
バーエンド TIOGA/バーエンド・ミニ・シルバー
ボトムブラケット SHIMANO DURA-ACE
フロントギア SHIMANO ULTEGRA
カセット SHIMANO DURA-ACE 10speed/チェーン DURA-ACE
サドル ブルックス/B-17チタニウム ダークブラウン
ライト Cateye/HL-EL135
サイクルコンピュータ
Cateye/CC-MC100W
ペダル Wellgo(マグネシウム)
サドルバッグ モンベル
その他
スタンド バックライト カーボンシートポスト


武富純一[メール]


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