とっても困ってしまったケース



これまでの制作例で“とっても困ってしまったケース”を紹介します。ご発注の際の参考にしてください。

困ったケース その1 名前の詩のチェックのご検討の返事が「??」

名前の詩ができた時点で、メールにてご検討をお願いするんですけど、「もうひとつふたつお願いできませんか?」「もうひとひねりお願いします」「もう少し違う観点から考えてもらえませんか?」との簡潔なご返事。しかも具体的なご指示は一切なし。

「名前にある文字」という「非常に限定された文字だけ」を「順に」「すべて」使って「起承転結」「ストーリー性」「文法」をも照らし合わせ、しかも「お祝いの目的に合わせ」「文芸的な完成度」をも目指して創らなければならないわけですから、正直、そう簡単には詩作はできません。

提案する詩は短い言葉並びですから、できたものをパッと読んでコメントするのは簡単なことかと思います。しかし、こちらはゼロから創るわけでして、その裏側にはいつも大量のボツ案があります。

具体的な方向性やご不満点も教えてもらえずに、しかも「これはこれで良いと思いますが、あとひとつふたつ…」とお気軽に言われても、こちらとしては頭をかくしかないわけでして、こうしたご返事が、詩作担当として実は一番困ってしまうのです。ごく稀にですが、もう泣きたくなるほど落ち込んでしまう夜もあったりします。

ダメならダメでもちろんよいのです。じゃあ、どのようにどの方向性で再提案して欲しいと具体的なイメージ等を的確に詳しく教えてくだされば全力を尽くします

ご要望はご注文の際に簡潔に的確に明記してください。ご提案した詩に、新たなご要望を足してくれと言われても、良い詩にはなかなかなりません。ご提案するたびに、新たなご要望が増えていくのも辛いです。

困ったケース その2 名前の詩のチェックの後、全く連絡が取れなくなった

これはホンマにまいりました。名前の詩のチェック段階で、ご要望通りに修正した詩を「これでよろしいですか?」とお送りしたところ、何度メールしても返信あらへんのです。ご注文メールにあった携帯電話の番号にかけ続けましたが、これも応答ナシ。やむなく郵送したのですが、これもご返事なしということでもうアウトと判断し、制作中断のご連絡を郵送いたしました。

それでもご返事がないので、結局、制作は中止。名前の詩は最初のチェックが終わっていましたので、少しお気の毒でしたが名前の詩の制作費は請求させていただきました。

メールでのレスポンスが前提で制作が進行するだけに、このルールを壊されてしまうとアウトですねん。お客さんはは決して安くないお金を払い、我々はそれをいただいてひとつの作品を作り上げていくわけですから、いわばお客様もこちらも真剣勝負。それなりの気構えで納品までどうか良いコミュニケーションをお願いいたします」

困ったケース その3 ケータイに出ていただけない

制作途中や納品前にケータイにお電話するケースがありますが、女性の方で何度おかけしても出てくれはれへん場合があります。こっちはもちろん着信番号表示ですが、アヤシイ電話と勘違いされて警戒されるようです…ツライですわぁこれ。準備のエエお客さんは、ウチのケータイ番号を「名前額本舗」として登録してはるようです。こうすれば着信時に解りますから、これは正解やなぁ。

困ったケース 次点(^^; 感動いただくのはありがたいのですが・・・

私らの方からいうのも何なんですが、近頃よくありますのでご報告です。作品例を見た途端に感動されて舞い上がってしまわれるようで、すべてのページを見ないまま、興奮状態(?)で不備だらけのご注文をいただく場合があります。結果、ご希望イラストは抽象的でようわからへんし、私どもの制作スタイルも全くご理解してはらへんので結局キャンセル、というケースが意外と多くありますねん。感動してくれはるのはとってもおーきになんですが、こうしたメールのやりとりは正直とっても疲れてしまいます。

あと、これも最近よくあるのでお知らせです。
こちらからお返しした「ご注文承りました」メール(必ず送信いたします)が、迷惑メール対策ソフトのイタズラで「迷惑メール」として削除済みホルダに入ってしまうケースがあります。で、「返事が届いてませんが・・・」という問い合わせメールがこちらに届くわけです。大事な通信メールが迷惑メールとして処理されてしまうのは辛いので(^^;、このあたり、よく解った方からご指導を受けて下さいますようお願いいたします。







「名前額本舗」「時代おくれ屋」は弊社の商標です。商標登録 第4896776号 48966777号