磐船神社のできごと


祭典・行事・そのほか (平成八年五月以降)


9月29日 磐船奉斎会秋季大祭


奉斎会秋季大祭が9月29日午前十一時より開催された 。磐船奉斎会は磐船神社の崇敬者の団体で、奉斎会会員が磐船大神様の御神徳に感謝し、一層の御加護を戴くようご祈願申し上げるお祭であり、春の大祭とは違い、奉斎会会員のみが参列できる。奉斎会についての詳細はE-Mailにてお問い合わせ下さい。


8月25日 奉斎会夏季講習会


 磐船奉斎会の夏季講習会が8月25日に行なわれた。今年で十回目になる今回はこれまでの講習を振り返り、御祭神饒速日尊についてや、神道、宗教全般にわたる内容を改めて学んだ。講師は当社宮司が担当し、約二時間の講義の後、質疑応答では講義内容から日頃の信仰上の疑問にいたるまで様々な事柄が寄せられ、盛会のうちに終了した。この夏季講習会は毎年8月の最終日曜日に行なわれている。


7月21日 酒蔵での神前結婚式


 現役で酒作りに活躍している酒蔵での、珍しい結婚式が行なわれ、当社神職が御奉仕した。
 酒蔵は交野市森の大門酒造株式会社で、めでたく結ばれたお二人は市内在住の北岡透さんと堀由紀さん。北岡さんは市内星田で「飛天」という居酒屋を営んでおられるが、この名前は大門酒造の大吟醸酒「飛天空」より付けたものという。そんな縁で今回の酒蔵での結婚式となった。仕込みの時期には到底無理なことではあるが夏の間は可能だという。蔵のなかに祭壇を設け行う結婚式は式場やホテルとは一味違うもので、お二人の門出にふさわしい、素晴らしい結婚式となった。またお二人は披露宴もこの酒蔵の中で行なわれた。
 大門酒造では今後もこの様な結婚式を行いたとしている。


6月30日 水無月大祓


 梅雨も本格的になった6月30日、水無月の大祓が執り行われた。大祓は、氏子崇敬者やその地域、国土の罪穢を祓うため行なわれるもので,6月30日の水無月(夏越)大祓と12月31日の大晦日大祓の年二回全国の神社で行なわれる。また水無月の大祓には、多くの神社で茅の輪が作られて、氏子崇敬者がその輪をくぐることが、この季節の風物詩となっている。この輪をくぐることにより、疫病から身を守ることができるという信仰がある。


5月13・14日 奉斎会の旅行会


 当社崇敬者の集まりである磐船奉斎会の第2回旅行会が5月13、14の両日開催され、34名の参加者が愛知県の真清田神社と熱田神宮に参拝した。
この旅行会は御祭神饒速日尊に縁の深い神社や旧跡をめぐり、尊の御神徳をより深く知ろうとするもの。今回参拝した真清田神社は、饒速日尊の子孫であり地元の国造家でもあった、尾張氏が祖先神である尊をお祀りした神社である。また熱田神宮はその尾張氏が深く関わったお宮である。
 次回は二年後の平成十年に開催予定で行き先は山陰方面を計画している。


5月5日 春季大祭


 ゴールデンウィーク中の5月5日に当社春の大祭が執り行われた。前日からの雨天にもかかわらず、大勢の崇敬者が集まる中、まず午前十一時より神楽殿において十種祭が行なわれた。宮司が祝詞を奏上し、お神楽を奉納。宮司を始め参列者が玉串を奉奠して、世の中の安泰と家庭の円満などを神前に御祈願申し上げた。
 午後一時より境内に設けられた祭場において、大火焚祭が取り行なわれた。この祭は仏教や修験道で行なわれる大護摩の儀式が神道化したもので、過去当社が神仏習合していた時代より続くものである。屋外で行なわれる祭典であるので天候が心配されたが、午後には雨も止み日光も雲間より差し込むにまで回復し、一同御神威を恐みつつ、それぞれのお願い事を記した祈願木を火に入れていた。



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