心と舌を泳がせる"街"


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新梅田食道街
正式な地名は、大阪市北区角田町9丁目。阪急梅田駅の南側に広がる一大飲食店街。JRの高架下になる。JR側からだと、東口を出て、例の「あと何秒」と表示される横断歩道を渡ったところ。。なぜか最初から「新」梅田食道街であって、「旧」梅田食道街は存在しない。昭和20年代、大陸からの引揚者の方々が中心になって10数軒の飲食店を始めたのが出発点らしい。「北京」「味楽」などが、その当時から続く店。和・洋・中から、コーヒー、うどん、おでん、お好み、たこ焼き、ショットバーまで、朝飯にも、昼飯にも、夜一杯ひっかけるにも便利な、安くてうまい店が100軒近くある。千円札1枚あれば飲めるから、"立ち飲みスト"には、たまらない界隈。夜は、一斉に11時まで。11時になると、非常ベルが鳴り(初めての人はびっくりする)、「蛍の光」が流れたあと、入り口のシャッターが閉まる。天井を通過するゴットン、ゴットンという列車の音が、メニューには書かれていない、全店共通の酒の肴である。
この新梅田食道街の「北京」が「立ち飲み」の元祖であるという話を、以前「北京」の女将さんから聞いたことがあるが、これは女将さんの勘違いらしい。「金盃」のマスターの話によると、「北京」の先代の親父さんが、昭和30年代に「北海」や「毎日」「奴」の各店に立ち飲みスタイルで営業することを勧めたというのが本当のところのようだ。「北京」自身が立ち飲みになったのは、十数年前にいまの2代目に変わってから。
ちなみに、2階の店ができたのは、1970年の「大阪万博」が契機。その当時、万博に備えて大阪の街をキレイにする動きがあったそうだ。2階にテナントを入れることで得た資金で、梅田食道街も大改装を行ったらしい。昔は、店間の通路も土むきだしで、雨が降ると長靴なしでは歩けなかったそうだ。
このガード下は、戦争中、***置き場だった、という話も、年輩の酔客から聞いた記憶があるが、酒に霞んで詳細を思い出せない。

※「立ち飲み」関係の店は、日曜休み(最近では土曜も)が多いのでご注意ください。


新梅田食道街 公式ホームページ
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