蒲田立ち飲み行進曲。
〜Deep South Town カマタに、愛を込めて!〜
東京都大田区・蒲田の立ち飲み店情報 2006年8月現在
最近、新しい店が次々とオープンするなど、蒲田界隈の立ち飲み店が充実してきました。店の数の多さだけではなく、“キャラクターがピシッと立った”良い立ち飲みがそろっていると思います。
D1〜D5は、ディープ度の目安。D1〜D2なら女性でも入りやすいでしょう。
☆印は、マイ・フェイバリット立ち飲み。
※念のため詳しい場所、営業時間、休業日、メニュー、価格などについては直接各店にご確認ください。日曜(祝も)休み、土曜は営業の店がほとんどです。
■JR蒲田駅 東口
「辰万」D4☆
物価が安い蒲田の街でも、いちばん安いといわれる立ち飲み居酒屋の老舗。大瓶ビール(珍しいことにサッポロのラガービール。通称“赤星”)430円。肴も数十円〜、メニューの多さは特筆もの。田中真紀子似の女将が、表で焼きとんを焼いている。その女将の話によると、大阪で知り合いがやっていた立ち飲みを真似て、30数年前にこの店を始めたそうだ。おでんは、薄い色の塩味。最近は、サラリーマン客も増えた。かなり細長い店で、奥のカウンターは、ビール瓶が倒れないのが不思議なほど傾いている。JR蒲田駅東口を出て、ロータリーを渡り、右へ。次の角を左折した商店街(三井ガーデンホテルがある通り)の中ほど、進行方向左側。大衆居酒屋「加賀屋」蒲田1号店の斜め向かい。日・祝休み、午後2時から営業。
「さしみや五坪」D3☆
本業が築地の魚屋。というわけで、魚、特に刺身が非常に充実&安い。鮪ぶつ180円は、日によってはトロ。コスト・パフォーマンスでいえば、刺身に関して、この店は東京一の立ち飲みなのではないか。最近、2階に座り飲みの店を出した。1Fの立ち飲み店でも、鍋料理が食える。緑茶割りが人気。昼ご飯もやっている。店鋪面積は、5坪! 東口のロータリーを渡り、ローソンとメガネ屋の間の「中央通り」と書かれたピンサロ街をまっすぐ、進行方向左側。「かるちゃん」の隣。日・祝休み。お昼のランチあり(椅子入り)。夕方の営業は5時から。
「かるちゃん」D3
元々は鰻屋だったらしい。メニューに、その名残りが。値段は、立ち飲みにしては高い。焼酎は置いていない。置いていない理由を尋ねたら、「焼酎を置くと、変な酔っ払いがいっぱい来ちゃうでしょ」。とんだ偏見ですね。客が少ないので、静かに飲めるかも。「さしみや五坪」の隣。※酎ハイ類を置くようになった。値段も、以前より若干安くなったようだ。
「茶々や」D2☆
若い良い感じのオネーチャン2人でやっている、キャパ5人ほどの小さな立ち飲み。入口は、ビニールシート。元は、花屋。壁には、液晶テレビ。ママさんの趣味なのか、ときどきハワイアン音楽が流れている。正確には立ち飲みではなく、昼間もやってるお茶漬け屋なので、お茶漬け(出汁味)、おにぎりも旨かった。レモンサワーは甘くない。焼酎いろいろ、泡盛、黒糖酒もある。狭い店なのでメニューの数は多くはないが、面白い肴がそろっており、料理のレベルは高いと思う。トイレは、すぐ近所にある公衆便所を利用のこと。おにぎりのテイクアウトもできる。東口を出て左へ道なりに行き、薬局の角を左へ、パチンコ・ヒロキの前を通りすぎたらスグ、進行方向左側。2003年オープン。休みは日曜のみ。午後4時すぎ〜深夜2時まで営業(深夜帯は男性のバーテンダー)。すぐ近所のカフェバー「いっぽや」(座り飲み)と同じ経営。ママさんは、界隈で有名な美人三姉妹として「アド街ック天国」に出演。
※残念ながら、2006年閉店。
「川田屋酒店」
蒲田界隈では珍しい(?)角打ち系の立ち飲み。小売りの酒屋の向かって右半分が、立ち飲みコーナー。「さしみや五坪」から見て1本南の四つ角を左へ入ったスグ、進行方向左側。営業時間は、午前10時〜午後2時。詳細は不明。
※残念ながら、2006年閉店。
「ちょっと酔ってこ きらら」D3
2004年4月開店。こじんまりとした店にもかかわらず、なぜか女性の店員さんが4人も。立ち飲みにしては、店の女性が客にかまいすぎるが、そういうのが好きな御仁には良い店かも。天井のシャンデリアといい、謎のボトルキープといい、ちょっと“パラダイス”な立ち飲みだが、面白い店ではある。今後の成長に期待。サワー280円、肴類(“温玉キムチ”が旨かった)は冷や奴150円〜。「さしみや五坪」の四つ角南側、和菓子屋の隣。午後3時から。日曜も営業。
「信濃路」D4 ※座り飲みですが、立ち飲み価格。
表は、普通の立ち食いそば屋。その奥に、大衆居酒屋スペースがある。隠れ家バーならぬ、隠れ家“せんべろ店”。立ち飲みではなく、カウンター席の座り飲みであるため、若干、風情には欠けるが、値段と気軽さは立ち飲み。料理のレベルは、高い。そばや定食のメニューも注文できる。JR蒲田駅東口、立ち飲み「辰万」や三井ガーデンホテルのある通りを入ってスグ、進行方向左側。もしかして、24時間営業、年中無休?
「たかこう」D3☆
2004年7月開店。自宅の一階を自分たちで改造してやっているような、DIY感覚満点な店。オープンエアな造りで、扇風機のみ。住宅地の路地にある大阪のたこ焼き屋を連想させる。「立ち飲みは、大人の駄菓子屋」という意味では、最も立ち飲みらしい店かも。酒は、電気ブラン200円、生ビール、ホッピー300円。料理オール200円。メインメニューは、炭火で焼く焼きとんで、3本200円と安い。冷奴が巨大。マスターは元寿司職人なので、魚料理がさりげに光る。電子レンジを使うと、ときどきブレーカーが落ちる。キャッシュ・オン・デリ。環八の蒲田郵便局の交差点を北へ、ローソンの角を東へ入った食料品店の隣。アロマスクエアからも近い。いまのところ年中無休。夕方5時ごろから開いている。
※名店と惜しまれつつも、2005年1月末、閉店。残念。→JR川崎駅西口ハッピーロード商店街で、「たつみ寿司」を開店されました。
※「たかこう」の後は、居抜きで別の店名の立ち飲みになった模様。
「もつ焼き処い志井 日本再生酒場 蒲田店」D2☆
2005年1月開店。チェーン店。当世流行の昭和レトロな内装。“突然ライブ”があったり、“アトム倉庫”があったりと、“劇場型立ち飲み”としては、かなり面白い店。立ち飲みにしては、店員の数がかなり多く、皆うるさいくらいに威勢がいい。立ち飲み店というのは、もう少し脱力感があったほうが、憩えるのだが。付き出しあり。酒、料理の値段は、蒲田にしては、やや高め。地元の立ち飲み客ではなく、普段、座り飲みの居酒屋チェーン店に行くOLに流行るのではないか。JR蒲田駅東口を出て、ロータリーを渡り、右へ。次の角を左折した商店街(三井ガーデンホテルがある通り)の中ほど、進行方向左側。「辰万」の手前。
「セレクト・バール」D1 NEW
2005年9月開店。いわゆるバール系のコジャレた立ち飲みとしては、蒲田初。白を基調としたデザイン性の高い内装。壁のプラズマテレビからは音楽DVDが流れる。酒・料理とも300円均一。焼酎、ジン、ウイスキーなどのロック、ストレート類が、お得かも。料理メニューは数が豊富で、レベルが高い。使い方次第では、便利な、良い立ち飲みなのではないか。カウンターにディスプレイしてある小物類は、販売もしている。朝(喫茶)、昼(弁当)、夜(立ち飲み)の3毛作営業。立ち飲みは夕方5時〜12時。日休み。駅東口からUFJ銀行の角を曲がってマルエツ方向へ行き、光屋酒店の角を北へ入る。ドラッグメガネの看板の向かい。いくら内装が凝っていても、この看板が店内から丸見えなところが、蒲田らしい。
■JR蒲田駅 西口
「うなぎ家」D2☆
店名通り、鰻の串焼きが名物料理の立ち飲み。居酒屋メニューも豊富。ホッピーを置いている。大将は一見強面だが、愛想は良い。サラリーマン客中心。店鋪も、清潔な鰻の寝床で、細長いL字型のカウンター。2Fもあり。西口を出て左へ、東急の高架下の飲食街(バーボン通り)、進行方向右側。日曜が休みだったり、営業していたりする。
「多楽福(たらふく)」D1☆
BGMにジャズが流れている、こぎれいで男前な立ち飲み。トイレのこぎれいさも◎。客層も、上品。コの字型のカウンターだけだが、キャパは大きめなので、グループ客で来ても入れるだろう。ホッピーは、中・外お代わり式。西口を出て右へ、工学院通りを入り、多摩堤通り(JRの下をくぐる車道)の手前を左折スグ。「茶々や」からだと、JRの地下道をくぐって地上に出てスグ。2003年オープン。日・祝休み、午後5時から。
「さかりや」D5
常連客中心の老舗立ち飲み。ここの大将の第一印象は、“E.T”。この12月、無事に店を再開されました。西口を出て右へ、工学院通りを入ったスグ、右側。
※2005年8月24日で閉店。
「銀次郎」D4
表で焼き鳥を焼いている立ち飲み。値段は、立ち飲みにしては、というより、あの店の汚さにしては、かなり高めかも。西口を出てロータリーを渡り、クロスロードを入ったスグ、左側。
「今(こん)ちゃん」D1
2003年秋にできた店。脱サラっぽいオッサン2人でやっている立ち飲み。客商売の不慣れさがかもしだす、アンニュイな空気がたまらない。西口を出てロータリーを渡り、トヨタレンタカーの角を入り、進行方向右側。せめて半年もつのだろうか。※約半年ぶりで行ったが、店の人の顔つきが、だいぶ居酒屋らしくなっていた。
「おぞね」D2
2004年5月開店。西口を出て左へ、東急の高架下の飲食街(バーボン通り)一つめの角(西口からだと、「うなぎ屋」の手前)。開店早々、椅子を半分入れたが、現在、椅子は撤去されている。いまひとつ、武士の商法か。日曜も開いているらしい。
■京急蒲田駅
「たわら屋」D3☆
肴というよりは、ご飯さえあれば食事になるほどの量。調理担当の若い兄ちゃんが洋食出身なのか、その日その日の、工夫されたメニューが、黒板にずらり。昔サイズの中ジョッキー370円は、蒲田の立ち飲みの中でもいちばん安いのでは。ホッピーあり。カウンターもあるが、テーブル席メインなので、グループ客でも使いやすい。仕事帰り、この店でテレビを見ながらビールやホッピーを飲んでいると、しみじみ和めます。駅に面して焼いている焼き鳥は、テイクアウトも可。京急蒲田駅西側、西口を出て右へスグ。3番線ホームから、店の看板どころか、店の厨房の中まで見える。休みは日曜のみ。午後4時から11時ぐらいまで営業。
「深川」D5
狭い店だが、なんと通信カラオケまである立ち飲み。朝から開いているらしい。年中無休という噂も。客層の濃さといい、マスターの髭、サングラス、帽子の妖しい風貌といい、ディープ度では、蒲田ピカイチ。立ち飲み上級者向きの店か。なぜか、似たような帽子をかぶっている客が多いのも不思議。キャッシュ・オン・デリバリー。京急蒲田駅を南へ、蒲田神社の東側にある公園の南側、U字型の飲食店街内。この店のある一画は、レトロな昭和の風情が残っている。
「のぜ」D2
2005年8月オープン。こじんまりとした、素朴な店。立ち飲みは、やはりこれぐらいの大きさの空間が、ちょうど居心地が良いのかも。ホッピーあり。杏仁豆腐が旨かった。応対や店の空気には好感が持てるが、メニュー等は、ただいま発展途上中。アスト京急商店街の京急側に近い最初の角(タバコ屋の角)を南へ入ったスグ。中華「聖兆」の向かい。
「とっちゃん」D1 NEW
2005年12月オープン。明るい雰囲気の、細長いカウンターの店。コギレイで、一人客でも入りやすい雰囲気。串焼きは自分で焼くこともできるし、店の人に焼いてもらうことも可。ホッピーあり。京浜蒲田・柳通り。「たわら屋」の入口が面した通りを入って、「権兵衛」の四つ角を過ぎて少し行った進行方向右側。家族経営か。若い店主は、ミュージシャンという話。
「喜夢知(キムチ)」D2 NEW
2006年1月オープン。蒲田初、というか、全国でも珍しい“韓流立ち飲み”である。自家製キムチをはじめ、韓国風湯豆腐、チヂミなど、さすが、普通の立ち飲みとは違う面白いメニューが揃っている。量は少なめだが、味は良い。ジンロベースのホッピーやハイボールあり。〆のメニュー用に、辛(シン)ラーメン(例の袋麺をつくってくれる!)、ビビンバなどもある。京急蒲田駅・西口を出て、線路沿いを右へ、スグ。壁には、韓国映画のポスターがずらり。「たわら屋」の隣。
e-mail:h2onishi@osk.3web.ne.jp
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