立ち飲み亭日乗。
株式会社 椒房庵
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弥生
3月2日(水)晴れ。
晴れているが、寒い。数日前よりも10度ぐらい低いが、本来の3月初旬の気温か。誤字、脱字について。入力ミス、変換ミスに気づかないためか、アバウトに書いているためか、テレビ番組の字幕には、誤字、脱字、ヘンな送り仮名、やたら難しい漢字などが多く、いまではそれが当たり前になってしまい、それらを見ると安心しさえする。誤字、脱字の意外と少ないのが、個人のブログ。「日記文学」というのは、ネット時代になって再び花開いた日本文化なのかもしれない。横尾忠則のツイッターが面白い。ただ、この人のツイッター、誤字、脱字、漢字の表記の不統一、主語の「が、」の連続(いわゆる、妾文<めかけぶん>)などがある。気がついていないのか、それとも「つぶやき」だからあって当然、と、意識的にそのままにしてあるのか、不明。ブログの日記を見に行くと、「日経新聞には瀬戸内寂聴「奇縁まんだら」(絵も)再会される。」とあった。再開よりも、再会のほうが正しい気もするし、どちらが正しいのかさえ、どうでもよくなってくる。(たぶん)横尾忠則的に言えば、意識を超えた無意識のほうが、ときとして真実であり、その瞬間、アウトプットされたものは、自我の範疇を脱する。妾文といえば、女郎寿司というのもあったなあ。お女郎(おじょろ)のほうが、もっと淫猥か。お妾文、お女郎寿司というのは、下品とされるが、きわめて横尾忠則的であり、あるいは、下品(げぼん)は上品(じょうぼん)を超えるのではないか。誤字、脱字は、無意識が残したダイイング・メッセージだ。
「立ち飲み日記・2010年」
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