
Beer house しゅしゅしゅ(10/1) *カシオQV-10Aで撮影
*写真は「ケルシュタイプ」
堂島麦酒醸造所・Beer house しゅしゅしゅ
(日祝休み)※大阪全日空ホテルの北側に移転。
「ケルシュタイプ」「アルトタイプ」600円(300ml)。おつまみセット600円、パン1袋600円。持ち帰り(1リットルボトル)2000円。
大阪の「堂島」といえば、昔から米相場で有名だが、国産ビール醸造発祥の地であることはあまり知られていない。明治5年、日本人初のビール醸造者・澁谷庄三郎という人物が、「澁谷ビール」を設立。以後、およそ一世紀ぶりで、堂島にビール酵母の匂いがよみがえったのある。
この堂島麦酒醸造所の母体は、「国乃長ビール」の壽酒造。ビールの種類は、ドイツタイプの「上面発酵」で、アルコール度数5%。酵母が入っている。1Fが、工場兼ビールの「立ち飲み」(!)。地下1Fがレストラン(コースのみ予約制7000円)。
ビールについて
「ケルシュタイプ」
歴史の街「ケルン」で飲まれている伝統のビール。淡色麦芽を使用。真っ白いクリームのような泡。第一印象は、澄んだ響きのするビール。ビール自体は、酵母のため、よく見るとうっすら濁っている。この切れ味は、けして単純ではない。凛とした、冬の泉の水面。それも、かなり深そう。あのキースジャレットの奇跡的な演奏「ケルン・コンサート」の冒頭、硬質なピアノの音を聴きながら飲みたいと思った。
「アルトタイプ」
経済の街「デュッセルドルフ」で愛飲されているビール。カラメル麦芽を大量に使用。濃いブラウン色。一言でいえば、甘酸っぱい味のビールである。好き嫌いが分かれそう。この甘酸っぱさは、古き(アルト)青春時代への郷愁か?
全体の印象
大阪の繁華街のど真ん中でビールが醸造されていることが、すばらしい。ビールは工場で出来立てを飲むのが一番というから、ここはビールの「立ち飲み」としては、大阪一といえる。ところで、「堂島ビール」なのか「北新地ビール」なのか、ややこしい。肴がほとんどないのも残念。ビール醸造用の麦芽を使用した自家製パン(クロワッサンとバターロールの2種)は、おすすめ。ビールのアテにつまむのも、よし。

*一部、お店のパンフレットを参考にさせていただきました。
なお営業日・時間、価格等については、事前に直接各店・各社にご確認ください。
「関西地ビール紀行」に戻る
とっておきの「地ビール」情報、ぜひ教えてください。
e-mail:h2onishi@osk.3web.ne.jp
最初のページに戻る