説明:
連続3点三角要素・連続4点四角要素データ形式の階調付き平面等高線グラフを描く。
引数9「形状(0=三角形,1=四角形)」の値が0の時は三角要素、1の時は四角要素になる。
XYZの三つ数値組中の連続の3個・4個の数値で一つの要素を表す。但し、要素を表現する各節点は、全て同じ逆時計回り順または同じ時計回り順に排列されているものとする。
●三角要素の場合、XYZデータの排列方法:(ix=「節点X座標組番」、iy=「節点Y座標組番」、iz=「節点Z高さ組番」 とする)
1個目の三角形:
[ix][1]     [iy][1]     [iz][1]
[ix][2]     [iy][2]     [iz][2]
[ix][3]     [iy][3]     [iz][3]
2個目の三角形:
[ix][4]     [iy][4]     [iz][4]
[ix][5]     [iy][5]     [iz][5]
[ix][6]     [iy][6]     [iz][6]
.........
n個目の三角形:
[ix][3n-2]     [iy][3n-2]     [iz][3n-2]
[ix][3n-1]     [iy][3n-1]     [iz][3n-1]
[ix][3n]      [iy][3n]      [iz][3n]
●四角要素の場合、XYZデータの排列方法:(ix=「節点X座標組番」、iy=「節点Y座標組番」、iz=「節点Z高さ組番」 とする)
1個目の四角形:
[ix][1]     [iy][1]     [iz][1]
[ix][2]     [iy][2]     [iz][2]
[ix][3]     [iy][3]     [iz][3]
[ix][4]     [iy][4]     [iz][4]
2個目の四角形:
[ix][5]     [iy][5]     [iz][5]
[ix][6]     [iy][6]     [iz][6]
[ix][7]     [iy][7]     [iz][7]
[ix][8]     [iy][8]     [iz][8]
.........
n個目の四角形:
[ix][4n-3]     [iy][4n-3]     [iz][4n-3]
[ix][4n-2]     [iy][4n-2]     [iz][4n-2]
[ix][4n-1]     [iy][4n-1]     [iz][4n-1]
[ix][4n]      [iy][4n]      [iz][4n]
引数7〜8「数値比率」の設定で実際の表示大きさを調節できる。
引数10「間隔: +等間-組」は等高線の間隔を設定するもので、値の正負によって内容が異なる。
  正の値: 等間隔(0を中心に正負両方に区間が伸びる)
  負の値: 絶対値を組番号とする数値組(値は必ず単調増)で区間の区割りを直接指定(区間間隔任意)
引数21「四角形描画速度: 0〜4」の設定は、小さいほど描画が速いが、得た等高線はなめらかではない。
太さを0か24の値に設定すれば、枠と等高線は表示されない。太さ、色は任意に指定可能。
等高線全体の階調色は、高さが一番低いと一番高いの両端のところの二つの色を、引数11〜13及び引数14〜16の各三つの引数を使ってHSL形式のHとSとLに分けて与える方法により、指定される。中間の階調色は、与えた二つのHSL形式の色の線型補間で作り出される。
但し、二つの階調色のHとSとLが全て零の場合、塗潰を含む階調表示は行われない。
このようなHSL形式での階調色の指定方法を使うと、図形の色相Hと彩度Sと明度Lが自由に指定でき、彩度と明度を一定に保つまま色相だけを変化させるようなカラー表示ではよく使われる表現、または白黒印刷で常用される色相と彩度を一定に保つまま明度だけを変化させるような表現も簡単に実現される。
等高線の区間割りと階調色の対応関係の凡例は、システム部品【 等線凡例 】で簡単に表示できる。

部品パラメッタ:

No引数見出し値範囲
1 座標系番号1〜9999
2 基点座標X0
3 基点座標Y0
4 節点X座標組番>=1
5 節点Y座標組番>=1
6 節点Z高さ組番>=1
7 X数値比率>=0
8 Y数値比率>=0
9 形状:0=△,1=□0,1
10 間隔: +等間-組
11 低値色相H0-240
12 低値彩度S0-2400-240
13 低値明度L0-2400-240
14 高値色相H0-240
15 高値彩度S0-2400-240
16 高値明度L0-2400-240
17 等線太さ(0:無)0-24
18 等高線色+番-組
19 枠太さ (0:無)0-24
20 枠色: +番-組
21 □描画速度:0-40-4
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