説明:
3次元データのFEM型配列の非規則三角・四角要素の等高線の標高文字を描く。
標高文字の表示位置は、引数12「字表示大マカ位置:X」と引数13「字表示大マカ位置:Y」で大まかなポイントを与えて、そのポイントにもっとも近い等高線上の点を見つけ出す方法で決められる。
内部原理:部品数式で関数contour()を使って等高線分を求めてから、引数12〜13で与えられた標高文字の希望表示ポイントにもっとも近い等高線分上の点を関数distance_2p()で計算し、最後に文字部品要素でその点に引数14「表示等高値」の数字を表示する。
引数10「形状(0=三角形,1=四角形)」の値が0の時は三角要素、1の時は四角要素になる。
節点のXYZの座標は引数4〜6の数値組で与え、組番号が連続の3組・4組の数値(先頭の組番号は引数9「要素節点初組番」に設定)で各要素の節点番号を与える。各要素は与えられた節点番号を用いて実際の節点座標を得る。(3次元データのFEM(有限要素法)型表現を参照)
引数7〜8「数値比率」の設定で実際のグラフ表示大きさを調節する。
引数11「等高値」は、標高文字を表示したい等高線の等高値を指定する。
引数12「字表示大マカ位置:X」と引数13「字表示大マカ位置:Y」は、0〜100%の値でそれぞれX座標範囲内とY座標範囲内のポイントを指定する。X座標とY座標の最小値側が0%で、最大値側が100%とする。例えば、真中近辺を大まかなポイントにしたい場合、それぞれ50%と50%を設定する。従って、等高線上の標高文字の位置を変更したい時は、まずこの二つの引数の値をかえてみると良い。最後の表示位置の微調整は、引数21〜22で行えます。
引数14「表示等高値」は実際に文字で表示したい標高値を指定する。引数11「等高値」と異なる値も表示できるようにするため、この項目が設けられた。
引数15〜24の設定で標高文字のフォント、サイズ、色、角度及び位置微調整等を指定できる。
部品パラメッタ:
No | 引数見出し | 値範囲 |
1 | 座標系番号 | 1〜9999 |
2 | 基点座標X0 | − |
3 | 基点座標Y0 | − |
4 | 節点X座標組番 | >=1 |
5 | 節点Y座標組番 | >=1 |
6 | 節点Z高さ組番 | >=1 |
7 | X数値比率 | >=0 |
8 | Y数値比率 | >=0 |
9 | 要素節点初組番 | >=1 |
10 | 形状:0:三角1:四角 | 0,1 |
11 | 等高値 | - |
12 | 字大マカ位置: X(%) | 0-100% |
13 | 字大マカ位置: Y(%) | 0-100% |
14 | 表示標高値 | - |
15 | 全角書体(0:半角) | 0-23 |
16 | 半角場合欧書体 | 0-25 |
17 | 字横サイズ | >=0 |
18 | 字縦サイズ | >=0 |
19 | 字表示色 | 1-17 |
20 | 字展開角度 | ±360° |
21 | 文字間隔 | - |
22 | 字位置微調整:X | - |
23 | 字位置微調整:Y | - |
24 | 既存色との演算 | - |
return |