説明:
FEM型データ形式の非規則の任意形状の三角・四角要素の3次元回転可能な立体網目グラフを描く。等高線の描画はできない。
引数4〜6と引数23「3D回転方式:0-2」の設定に従い3次元の任意回転ができる。
引数14「形状(0=三角形,1=四角形)」の値が0の時は三角要素、1の時は四角要素になる。
節点のXYZの座標は引数7〜9の数値組で与え、組番号が連続の3組・4組の数値(先頭の組番号は引数13「要素節点初組番」に設定)で各要素の節点番号を与える。各要素は与えられた節点番号を用いて実際の節点座標を得る。
● 3次元データのFEM(有限要素法)型表現方法
有限要素法などでは、データ容量を抑えるために、節点座標と要素の節点番号を用いて3次元データを表す方法が多用されています。
節点の表現:全節点に1からの番号(重複は不可)を振り付け、番号順に全節点座標を三つの数値組[ix],[iy],[iz]で節点を表します。節点総数は、数値組[ix],[iy],[iz]の組セル総数と同じです。
要素の表現:三角要素の場合は三角形を構成する三つの節点の節点番号を要素番号順にそれぞれ三つの数値組[n1],[n2],[n3]に、四角要素の場合は四角形を構成する四つの節点の節点番号を要素番号順にそれぞれ四つの数値組[n1],[n2],[n3],[n4]に与えることで要素を表します。三角要素または四角要素の総数は、数値組[n1],[n2],[n3],[n4]の組セル総数と同じです。但し、要素を表現する各節点は、全て同じ逆時計回り順または同じ時計回り順に排列されているものとする。
引数10〜12「数値比率」の設定で実際の表示大きさを調節できる。
網目の表面と裏面は、異なる色、太さ、塗潰を指定できる。線太さを0か24の値に設定すれば、枠は表示されない。
部品パラメッタ:
No | 引数見出し | 値範囲 |
1 | 座標系番号 | 1〜9999 |
2 | 基点座標X0 | − |
3 | 基点座標Y0 | − |
4 | 鉛直軸回転角α | ±360 |
5 | 水平軸回転角β | ±360 |
6 | 画面軸回転角γ | ±360 |
7 | 節点X座標組番 | >=1 |
8 | 節点Y座標組番 | >=1 |
9 | 節点Z高さ組番 | >=1 |
10 | X数値比率 | >=0 |
11 | Y数値比率 | >=0 |
12 | Z数値比率 | >=0 |
13 | 要素節点初組番 | >=1 |
14 | 形状:0=△,1=□ | 0,1 |
15 | 表面枠太さ0:無 | 0-24 |
16 | 表面枠色 | 1-16 |
17 | 表面塗潰番号 | 1-24 |
18 | 表面塗潰色 | 1-16 |
19 | 裏面枠太さ0:無 | 0-24 |
20 | 裏面枠色 | 1-16 |
21 | 裏面塗潰番号 | 1-24 |
22 | 裏面塗潰色 | 1-16 |
23 | 3D回転方式:0-2 | 0-2 |
return |