lapinv_frac



機能:
分数多項式のラプラス逆変換

書式:
lapinv_frac([f],[g],[ot],[結果],t始,t終,t増)

解説:
FILT法に基づき、分数式表現のラプラス関数の逆変換を行い、指定区間[t始,t終]と刻み値での逆変換値(原関数値)を数値組[ot],[結果]に出力します。

     [f] ・・・・・・・・・・・・・・・ 分数式の分子多項式係数の入力数値組

     [g] ・・・・・・・・・・・・・・・ 分数式の分母多項式係数の入力数値組

     [ot] ・・・・・・・・・・・・・・・ 結果のt値の出力数値組

     [結果] ・・・・・・・・・・・・・・・ 逆変換結果の出力数値組(t始>0)

     t始,t終 ・・・・・・・・・・・・・・・ 逆変換の出力区間(t始>0)

     t増 ・・・・・・・・・・・・・・・ 正:刻み値、負整数:均分点数

例:次の伝達関数のインパルス応答とステップ応答を求めて下さい。
H(s) = (1 + 0.5s^2 ) / (1 + 3s + 4s^2 + 6s^3)
インパルス応答は伝達関数をそのまま逆ラプラス変換すれば良いですが、ステップ応答は伝達関数にステップ入力関数1/sをかけた結果の逆ラプラスで求められます。 [1][1]=1;  [1][2]=0;  [1][3]=0.5;  [2][1]=1;  [2][2]=3;  [2][3]=4;
[2][4]=6;
lapinv_frac([1],[2],[4],[5],0.2,50,0.2) インパルス応答
lapinv_frac([1],[6],[7],[8],0.2,50,0.2) 単位ステップ応答
(伝達関数の分母に多項式sをかけたものを逆ラプラス変換の分母として数値組6に格納されています)。


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