fem_3d1



機能:
列型行列形式データの3次元補間(FEM法、全区間の均分総数を指定)

書式:
fem_3d1([ix],[iy],[iz],nx,ny,[ox],[oy],[oz],tNx,tNy)

解説:
3つの数値組[ix],[iy],[iz]で与えられた(nx×ny点)3次元数値をFEM法(有限要素法)を使って3次元補間します(与えられた数値点列は必ず通る)。
入力の3次元数値は、列型行列の形式(他の形式は「データ形式変換関数」の関数で変換可能)で与えられ、Xの先順(1列目のnx個のX方向数値の後に、2列目のny個のY方向数値...)で計nx×ny個数値((nx-1)×(ny-1)個小四角形を表す)が必要です。
本関数はfem_3d()と違い、XとY方向全数値範囲を1つの大区間として、総分割数tNxとtNyでこの大区間を均分補間する方法を採用しています。
このため、各小四角形のXとYの数値間隔が異なっても、均一間隔で規則配列した補間結果(tNx×tNy個小四角形)が得られます。数値組[ox],[oy],[oz]に出力される補間結果のセル総数は(tNx+1)×(tNy+1)となります。
内部の小四角形は直角の正四角形でなくてもよいが、個々の小四角形で構成される補間領域の全体は直角の正四角形でなくてはいけません。
X数値とY数値は、ともに昇順増の並びでなくてはいけません。

     [ix],[iy],[iz] ・・・・・・・・・・・・・・・ 補間数値のXYZ座標の入力数値組

     nx,ny ・・・・・・・・・・・・・・・ XとY方向の入力数値個数の指定(nx*ny個)

     [ox],[oy],[oz] ・・・・・・・・・・・・・・・ 補間結果のXYZ座標の出力数値組

     tNx,tNy ・・・・・・・・・・・・・・・ XとYの全区間の均分補間の総分割数

●[ix],[iy],[iz]の数値の配列方法:
  [ix],    [iy],    [iz]
 x1     y1     z11
 x2     y1     z21
 x3     y1     z31
...    ...    ...
 x1     y2     z12
 x2     y2     z22
 x3     y2     z32
...    ...    ...
 x1     y3     z13
 x2     y3     z23
 x3     y3     z33
...    ...    ...
(但し、x1<x2<x3....、 y1<y2<y3....)

例:fem_3d1([1],[2],[3],20,10,[4],[5],[6],80,80);


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