excel_get_data



機能:
Excelワークシートよりリンク文字列で指定された範囲のデータを取得

書式:
excel_get_data(str_link,[o],off,trans,ins,atr)

解説:
Excelワークシートより、リンク文字列引数str_linkで指定された範囲のセルデータを取得し、「活図」の数値組セル[o][off]を左上セルとする数値組領域にセットします。Excelが起動されていない、または指定のワークシートが開かれていないと、エラーになります。
引数transで取得データのセット前に行と列の転置を指定でき、引数insは挿入セットまたは上書きセットかを決めます。引数atrは、取得データの中の文字列内容の切捨や1行目のデータを「活図」の数値組名にすることを指定します。

     str_link ・・・・・・・・・・・・・・・ Excelワークシート範囲を示すリンク文字列

     [o] ・・・・・・・・・・・・・・・ 取得データのセット先の左上セルの数値組番号

     off ・・・・・・・・・・・・・・・ 取得データのセット先の左上セルのセル番号

     trans ・・・・・・・・・・・・・・・ 取得データの行と列の転置を行う場合は値1、行わない場合は値0

     ins ・・・・・・・・・・・・・・・ 取得データセットの時、「活図」現在数値組領域に挿入セットの場合は値1、上書きセットの場合は値0

     atr(0〜3)・・・・・・・・・・・・・・・ 値0で取得データ中の文字列内容を除いて数値のみをセットする。値1で取得データの1行目を組名とし、残りデータ中の数値のみをセットする。値2で取得全データ(数値と文字列の双方)をセットする。値3で取得データの1行目を組名とし、残り全データ(数値と文字列の双方)をセットする。なお、値1と値3の場合、1行目が組名として使用されるため、実際にセットされる行数は1行少なくなる。

●リンク文字列のフォーマット:(ブック名を[]で囲んで、シート名とRC範囲を!で連結)
    [ ブック名 ] シート名 ! RC範囲
ブック名:Excelのブックファイルの名前
シート名:Excelのシートの名前
RC範囲:ExcelのR1C1形式のセル参照(Rの後は数字で行番号、Cの後は数字で列番号を付く)で範囲を指定する。左上セルと右下セルの指定があった場合、間に:で区切る。
[MyBook.xls]Sheet1!R2C1:R3C10 →左上A2と右下J3の両セルからなる四角範囲
[MyBook.xls]Sheet1!R2C1    →A2セルのみ
[MyBook.xls]Sheet1!R2:R3    →2行目から3行目までの全セル
[MyBook.xls]Sheet1!R2     →2行目のみ
[MyBook.xls]Sheet1!C1:C10   →A列名からJ列目までの全セル
[MyBook.xls]Sheet1!C1     →A列名のみ

例 : Excelワークシートの現在カーソルセル位置から下3行右5列の四角範囲の数値を取得する
$1 = excel_get_link(0);   → まず、Excel現在選択を取得
excel_sel_range($1, [1], 1);  → Excelのカーソル位置(選択範囲)を割り出す
$1 = excel_mk_link($1, [1][1], [1][2], [1][1]+3, [1][2]+5); → 必要なリンク文字列を作成
excel_get_data($1, [3], 1, 0, 0, 0); → 最後に、Excelより数値を取得


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