color_hsl


機能:
HSLカラーモデルによる色指定値を返す (H,S,L:0〜240)

書式:
color_hsl(色相H,彩度S,明度L)

解説:
HSLカラーモデルで指定された色のRGBカラーモデルへの変換値を返します。
HSLカラーモデル色相(H)と彩度(S)と明度(L)との三つのパラメータを用いて色を決める方法で、人間の色感覚に近く、色相・彩度・明度の個別調整が非常にしやすい特徴があります。

     色相H ・・・・・・・・・・・・・・・ 色相(Hueangle 色合い)を指定する

通常は、0〜240の値を与えます。赤が0で黄色が40、緑が80で水色が120、青が160で紫が200、そして240で再び赤に戻ります。
「活図」Winでは、青→紫→赤→黄色のような色変化に対応するため、色相値は周期240の周期関数として任意の整数値で指定できるように色相を拡張しました。これによって、青→紫→赤→黄色の色変化は、160(青)→200(紫)→240(赤)→280(黄色)に相当し、色相値初値160から終値280を用いて簡単に表せます。
.......
-80  青  |
-40  紫  |
0    赤  ↓ ↑
40  黄色    |
80  緑     |
120  水色  |
160  青   |
200  紫   |
240  赤   ↓ ↑
280  黄色    |
320  緑      |
360  水色    |
......

     彩度S ・・・・・・・・・・・・・・・ 彩度(Saturation鮮やかさ)を指定する

0〜240の値で指定します。0側が薄く(無彩色)、240側が濃い(有彩色)、120が中間です。彩度Sが0の場合、色相の指定効果がなくなり、明度Lの値によって白黒の階調色を表示します。
彩色のない白黒の階調色を使う場合、彩度Sは0の値を与えなくてはいけません。

     明度L ・・・・・・・・・・・・・・・ 明度(Lightness明るさ)を指定する

0〜240の値で指定します。0側が暗く、240側が明るい、120が中間です。

例:#1 = color_hsl(160,240,120); → 16711680 (青色、(16進)FF0000H)


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