子宮がん、不正出血やおりものの異常が現れる子宮がん、腰痛や下腹部の痛みがある子宮がん
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清水寺管長、松本大圓氏揮毫 薬食同源。健康の維持には食生活が大事と説いています。
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子宮がん、不正出血やおりものの異常が現れる子宮がん、腰痛や下腹部の痛みがある子宮がん


子宮がん
【症状・説明】
子宮がんは、女性にできる悪性腫瘍で、発生部位により二つに分けられる。
子宮頸部に発生する子宮頸ガンと、子宮体部の粘膜にできる子宮体がんがある。両者は好発年齢、発生原因、症状、組織像や治療内容が異なるため区別して扱う疾患である。


○子宮頸がん:
膣の内面は、扁平上皮という粘膜で覆われているが、その上部の子宮頸管の内側は円柱上皮という粘膜で、おもにこの境界部にがんはできる。
子宮頸がんは子宮がん全体に対し70~80%占め、若い年代(40代)に多く、扁平上皮がんと呼ばれる種類である。

初期には自覚症状はない。しかし、病状が進んでいくと不正出血やおりもの、腰痛や下腹部の痛みなどが出てくるが、この時点ではかなり進行しているとみられる。


○子宮体がん:
子宮の奥の赤ちゃんを育てる部分を子宮体部という。その子宮体部の粘膜にがんができる。おもに閉経後の50歳以上の人に発生するが、若い人の場合は、不妊症の人や卵巣機能に障害がある人に起こる。

症状には、まず不正出血があげられ、月経異常や、閉経後では月経のような出血があらわれる。進行すると、おりものの量が増え、さらに進むと強い悪臭を伴う。
子宮体がんは一般に、子宮頸がんより進行は遅いといわれている。以前は子宮頸がんが子宮がんの大半を占めていたが、最近では食生活の欧米化や高齢化などにより子宮体がんが増える傾向にある。


【原因】

○子宮頸がん:
性感染症の原因であるウイルスが関係していると考えられているが、はっきりとはわかっていない。
しかし、早婚や、かなり若い時期から性交渉を始めたり、性交渉の相手が多数、夫またはパートナーが、多数の相手と性交渉を持っている、早産・多産などの人はそうでない人よりリスクが高い、などが統計的にわかっている。


○子宮体がん:
発生や進行に女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が影響を与えていると考えられている。このため、子どもがいないか少ない、不妊、卵巣機能不全、肥満、高脂血症、糖尿病などの人はエストロゲンが子宮内膜に働いている時間が長くなるため、子宮体がんのリスクを高めるといわれている。

また、近年の食・生活習慣の欧米化、ストレスや喫煙・環境ホルモンによる活性酸素の増加、などが子宮体がんの増加を促す要因となっている。


【対策】
子宮がんの予防の基本は、からだや局部を清潔に保つことである。子宮頸がんの要因である感染症を防ぐためである。

また、日常の生活習慣や食生活と子宮がんは、密接な関係にあるといわれている。改善できる生活習慣では禁煙があり、お酒を飲みすぎない、バランスのとれた食事をし、決して食べすぎず、適切な運動・休養をとり、ストレスをためない工夫を心がける。特に食べ物では、高塩分・高コレステロール食は避け、繊維質・緑黄色野菜・魚類や、がんを抑える作用があるといわれる大豆食品(豆腐など)をたくさんとるようにする。

また、近年がんの発生要因とされている「活性酸素」を抑える物質を多く含む食品を摂ることも有効ながん予防策である。活性酸素を消去する物質としては体内で作り出される抗酸化酵素と食事等から摂取する抗酸化力のあるビタミンA(β―カロチン)・C・E・B群やポリフェノール、カロチノイド、大豆イソフラボンなどがある。

子宮がんは早期発見・早期治療が重要である。子宮頸がんも子宮体がんも初期には自覚症状がない場合が多いので、早期発見のために、年に一度は定期健診を受けることが最も大切だ。特に子宮頸がんは、早期に発見して治療すれば、ほぼ100%治るがんである。
また、普段から自分のからだの健康状態に気をつけ、おりものの異常や不正出血、性交時出血、下腹部痛などいつもと違う兆候があったら、ためらわず婦人科を受診することも重要である。
   
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