亜鉛不足による近未来の子供の姿   

子供の視力は過去最悪。テレビゲームなどの生活環境が影響しているものと思えます。しかし近視のどこが悪いのかと言う意見もある。都会などでは部屋が狭く視界を遮るものが多い。地平線近くの獲物を探すより、5M先の障害物を見分ける方が大切というのがその理由です。子供の目は調節能力があるから、その時代のライフスタイルに適応すると言う。

栄養過多で病的肥満児が増えると、前々から指摘されています。野菜やインスタント食品が多いと、亜鉛や銅、ビタミン類など身体の働きを調節する微量元素が不足し、アンバランスな発達を起こすと言う。

簡単に栄養がとれるようになると、歯やアゴの発達も悪くる成ると言う。固い食べ物を歯やアゴで噛み砕いて食べる必要がないからです。

噛まないで済む加工食品の普及で、下アゴが退化して、このままではアゴの尖った「醤油顔」になり、歯の隙間もなくなり歯並びも悪くなると言う。

発育期に、不足した亜鉛や銅、ビタミン類などをバランスよく摂取すると、このアンバランスから健康を守ることができると言う。
(朝日新聞記事より)