当店の治療方針は、病気の原因、病位、症候、臓腑、気血、虚実、寒熱など体質に合わせて、治療法や処方を決めています。お悩みの膵石症の症状を漢方の相談フォームにご記入のうえご相談下さい。 | ||
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膵石症 | ||
膵石症は膵管内に炭酸カルシウムと蛋白質が結合した結石が発生する病気で、多くの場合、慢性膵炎の晩期に発症します。 (原因) 膵石の約70パーセントは、アルコールが原因です。アルコール多飲者では、膵液の蛋白質濃度が高まり、蛋白栓を生じて結石の芯となり、これにカルシウムが沈着して結石になると考えられています。 アルコールのほかには、副甲状腺機能亢進症、先天性の膵胆管合流異常、低蛋白性の食事などが原因となりますが、膵石の約20パーセントは原因が不明です。 (症状) 腹痛、背部痛がおもな症状で、初期の場合は、食生活の改善、禁酒などで痛みは鎮静化します。 しかし、膵炎が進行して糖尿病になったり、脂肪の消化吸収がわるくなって脂肪便が出たり、栄養吸収がわるくなると、体重減少をきたします。 さらに膵炎が進行すると、膵細胞がこわされて減少し、消化酵素の漏れも減少するので腹痛はかえって軽くなります。 (診断) 腹部エックス線検査によって石灰化した結石がわかります。これでわからない結石も超音波やCTで診断することができます。しかし、くわしくは、内視鏡的逆行性膵胆管造影(ERCP)で診断します。この検査では、慢性膵炎の状態のみならず、膵管内の石灰化しない小さな結石まで診断が可能です。このERCP検査は外来でもできる検査です。 (治療) アルコールによるものは、当然のことながら、まず禁酒をします。これで60パーセントの場合、疼痛が消失します。 食事は、脂肪を30~50グラム以下に制限し、蛋白質は80~100グラムとふやした高エネルギー食とします。 糖尿病を併発しているときは、ふつうの糖尿病に比べ、経口糖尿病薬の治療では治りにくいので、早期からインスリン注射が必要となります。 そのほか、症状によって鎮痛薬、膵酵素阻害薬、消化酵素を投与します。 食事制限を守っても、薬を服用していても治らない痛みがつづくときは、外科手術が必要です。ERCPの検査で、主膵管の拡張がみられるときは膵管と空腸を吻合し、拡張のないときは病巣を切除します。 膵臓を切除しても、消化酵素を飲んだりインスリンを注射することにより、ふつうの生活をすることが可能です。 |
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膵石症の漢方治療 | ||
カルシウムが沈着して結石となる場合も、漢方医学では腸胃の湿熱、お血と考えて治療致します。体質によって漢方薬は変わってきます。ご来店か相談フォームにご記入の上ご相談下さい。 |
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相談の方法 | ||
メールのご相談は24時間承っています。 | ||
問診標でご相談の場合は、メール相談より具体的になります。 | ||
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FAXでも、ご相談を承っています。Fax:06-6695-2069 | ||
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