Artists File
The Third Gallery Aya
> Home
Artists File
Previous Exhibitions
Lectures & Events
Projects
Information
About "The Third"
Links
: Home > Artists File > 鈴木崇[経歴]

鈴木崇
すずきたかし(Suzuki, Takashi)

◆展覧会


鈴木崇展『Altus−spatium』
2006年5月9日(火)〜5月27日(土)12:00〜19:00(日曜月曜休廊・土曜日17:00まで)
「見る」ことをテーマに、ずっと作品を作り続けている鈴木崇の展覧を5月に 開催致します。 鈴木はアメリカで写真を学んだ後、デュセルドルフでトーマス・シュトルートの 助手を勤め、日本に帰国。 今おおいに注目を集めるドイツ写真の現場を体感し、それをベースに独自の世界を 拡げています。

写真に写された風景を見るとき、私たちはそこに何を投影させながら、その地平を眺 めるのでしょうか? 写真自体は本当に単なる平面。その奥行きの無い世界に存在する奥行きある世界。 三次元から二次元に移行された眺めは、どこへ我々を導びいてくれるのでしょうか?

タイトル「Altus−spatium」。これはラテン語で、根本的な/底深い/計り知れ ない - 空間/範囲、という意味。次元をこえて、見えるイメージは、写されていないものを写して いるともいえ、「見る」ということの奥深さ、計り知れなさを考えさせてくれるもの で、作品の本質そのものがタイトルとなっています。

前回の個展「Altus」では自然の風景を中心に視界に広がる景観を展開してきました が、今回の「Altus −spatium」では、建物などの内部空間を対象にして、閉じられ た空間を開かれた景観に変転させることをコンセプトにしています。 限られた空間を開放することで自然の景観には無い広がりが目の前に広がる事でしょ う。閉じられた空間だからこそ拡がるという逆説。「見る」不可思議さを体感させる作品 となることでしょう。 さらに多くの方々に作品を是非みて頂きたく思います。






鈴木崇展『Altus』
2004年7月19日(月)〜8月12日(土)12:00〜19:00(日曜月曜休廊・土曜日17:00まで)
前回の作品は空=Airを撮ったこの作品は撮ることでその存在を意識させ、撮れないものを撮った不思議と「撮る」とは何か?という問いが次第に見る人を虜にしていく、本当に不思議な作品でした。「撮る」こと、「見る」ことをテーマに、作品の深度をより深めたそのタイトルは「Altus」。これはラテン語で、内奥の/秘密の/根本的な/底深い/計り知れない、という意味です。
写真に写された風景を見るとき、私たちはそこに何を投影させながら、その地平を眺めるのでしょうか?三次元から二次元に移行されたその眺めは、平面を超えてなお我々を遠景へと導びいてくれます。鈴木は写真が与える遠近感や空気感だけを抽出しようと試みています。その方法はただ真摯に写真を撮るという作業だけなのですが。
写真の奥行きの無い世界に存在する奥行きある世界。この果てにある不可視の領域が何かしらの実体を持つことが出来れば、この写真は、何か実際に写されていないものを写していると言えるのではないのでしょうか。

アメリカで写真を学んだ後、デュセルドルフでトーマス・シュトルートの助手を勤め、日本に帰国。写真ということ、見るということ、その魔力に魅せられた鈴木はただ撮るという作業を重ねることで、私たちを別に世界へと誘ってくれるのです。

作品サイズ 各62cm x 39cmの二枚組 c-print + plexiglass




2004年の展覧会 >

常設展 勝又邦彦、鈴木崇、山中葵
2004年2月16日(月)〜2月28日(土)12:00-19:00(土曜日17:00まで)


(c)Takashi Suzuki
当ギャラリーで取う作家の作品をゆっくり見て頂きたく常設展を開催します。今回は勝又邦彦、鈴木崇、山中葵の作品を展示します。期待の新鋭3人が見せてくれる新しい顔をお楽しみに。是非多くの方に来て頂きたく思います。

◆鈴木崇

アメリカで写真を学んだ後、デュセルドルフでトーマス・シュトルートの助手を勤め、日本に帰国。今回は「Airscape」展示します。空=Airを撮ったこの作品は撮ることでその存在を意識させ、撮れないものを撮った不思議と「撮る」とは何か?という問いが次第に見る人を虜にしていきます。



Copyright(C)2004 The Third Gallery Aya. All rights reserved.
E-mail: ayay@osk.3web.ne.jp