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垣本 泰美
かきもと ひろみ (Kakimoto, Hiromi)
写真展『Little World』
2005年4月19日（火）〜5月14日（土）12:00〜19:00（日曜月曜休廊・土曜日17：00まで）
なおGW中5/3（火）-7（土）は休廊となります。
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これまで私は、記憶をテーマに作品を制作してきました。それは鮮やかな記憶ではなく、常に変化する記憶についてです。舞台となるのは、以前に訪れたことのあるか、幼少の頃に多くの時間を過ごした場所がほとんどです。そこを訪れ、思い出や出来事の断片を拾い集めて再構成し、その場で実際に風景を作り出し、写真で撮影する。このような、記憶と風景のコラボレー
ションは、就寝中に見る夢とよく似ています。
今回展示する作品は、「Little World」のシリーズの中から未発表のものを中心に、
より" 瞬間的 "なイメージを集めたものです。
垣本泰美
このシリーズで上野彦馬賞グランプリを入賞、2回目の発表となる今回はその決定版を展覧します。 |
写真展『Little World』
2001年9月24日（月）〜10月6日（土）12:00〜19:00（日曜休廊・土曜日17：00まで）
初日18：00〜オープニングパーティを開催します。
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私は写真というものを現実を写し撮るものとは考えたことはない。
私が思い込んでいる世界は実は全く違うものかもしれないと考えるようになってもう長い時間が過ち、現実と真実のずれを感じながらも毎日を過ごす。
私が全く違う人間としてこの世界に生きるなら、全く違うものを見ていたのだろうと思い、このトリックを見破るために写真を撮る。
美しいものだけを標本箱に閉じ込めてしまうように、私は私の世界を閉じ込める。
垣本泰美は若手写真家を育てるプロジェクト「人間の街」展（リクルート主催）に公募し入賞、東京にて展覧会を開催するなどの活躍を続けています。今回は新作を展覧します。 |
写真展『巡り返しの記録』
1999年2月1日（月）〜2月6日（土）12:00〜19:00（日曜休廊・土曜日17：00まで）
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妹である、少女の中に、かつての私を見つけた私は、このシリーズを開始しました。
全ての少女が共有する、ある魅惑的な時間、中性的であり、無機的な時間を生きている彼女の存在は、かつての私の存在を実感させてくれるものだったのです。
この魅惑的な時間を、彼女もまた通り過ぎようとしています。そこにはもう私の存在を見つけることができなくなるかもしれません。
しかし、私は、彼女との間だけではなく、永遠に巡り返されるであろう、ある魅惑的な時間に魅せられ、自分の存在を確かなものと感じるために、記録を続けていきたいのです。 |
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