発展を続ける国際都市、大連市

大連市遠望

大連駅(上野駅に似せて作られた)


労働公園


棒錘島景区


大連京劇団、麒麟舞台


付家荘海水浴場

 大連市は 、 遼東半島の最南端に位置し、南東に黄海、北西に渤海を望み、貿易港を有する優位性から、日本をはじめ多くの国の企業が投資をし、「北方の香港」と呼ばれている。大連市は、特別開発区として外国に開放されてから大発展を遂げ、左図写真で見るとおり、大都市に成長した。人口は約590万人。物価は非常に安い。平均気温は春9.3℃、夏24.4℃、秋13.2℃、冬零下5.3℃。市中南部に中国要人の避暑地「棒錘島景区」があり、夏季は大連が過ごしやすい土地であることを示している。日本からは、毎週約43本の直行便(成田、関空、福岡、富山、仙台、名古屋等)があり、成田から僅か2時間半。外国としては意外に近い。

 市内観光ポイントとしては、市内南部に広がる海岸線「浜海路風景区」、市内に多数点在する大きくて美しい公園や広場、東北虎のサファリパークをはじめパンダ等多くの動物を見ることが出来る「大連森林動物園」、日本人やロシア人が建てた過去の遺産としての建築群(ストリート・一条街)などがある。

 郊外観光のメインは、日露戦争の戦跡が点在する「旅順」である。「203高地」や「水師営」は、よく知られている。「東鶏冠山」にはロシア軍のコンクリート造りの陣地跡、日露戦争時代の武器や写真を展示している陳列館などがある。陳列館の展示物の説明文は、中国語と英語である。 戦争当事国の言葉である日本語とロシア語がないのは皮肉なことである。

 大連市街から北東に車で約30分の所に、巨大な「経済技術開発区」があり、多くの日本企業が進出している「日本工業団地」がある。 さらに、北東に車で約30分の所に、海と万古の奇岩に囲まれた観光地「金石灘」がある。この中には「金石灘ゴルフクラブ」があり、名門ゴルフ場として有名である。

 ソフトウェアパーク(軟件園)、DDポートその他の設営;
 大連では、観光、ファッション、部品市、マラソン大会等、国際都市を目指して多くのイベントを実施しているほか、ソフトウェアパーク(軟件園)、DD(Digital & DNA)ポート、高新技術園区では地域の産業振興をはかり、日本からの企業誘致に特典を設けています。 特に、ソフトウェアパーク(軟件園)では、専任の日本人担当者を置いて積極的に企業誘致をはかっています。お気軽にご相談ください。

 ITクラブの設立; 最近、大連でIT関連の仕事をしている方が増えています。これらの人々が横の連絡を蜜にし、交流をはかろうという目的で集まることにしました。目的は、会員間の情報交換、学術交流、よりよい環境つくりと相互研鑚に努めること、大連市とも連携して地域発展に尽くします。

 大連の楽しみの一つは海鮮料理。周囲が海に囲まれているため海産物が豊富であり、多くの海鮮料理レストランがある。常駐者3000人と言われるほど日本人駐在員の多い大連には、多くの日本料理店がある。

 大連を訪問される場合は、ご一報下さい。ご案内申し上げます。

旅順口

                                                                   2003.0111更新