DCCのコンサルタントの特徴

DCCのコンサルタントの特徴

1.ビジネス戦略をベースに考える
 DCC社は、お客様のビジネス戦略をベースに中国進出のメリットを考えます。  中国でソフト開発(データ入力)を希望される理由は、全員コストメリットをお考えになります。受け皿としての中国側は、このようなお客様のご要望に精一杯お応えしたいというのが正直な気持ちです。  従って、DCC社の役割はお客様のビジネス戦略を最重要視して、真にパートナーとしてお付き合いができるかどうかを考えます。 ソフト開発(データ入力)依頼元のお客様の要求は、先ず、どのようなビジネス戦略の元に中国を利用しようとしているのか、長期的な取り組みを真剣に考えておられるのか、を知りたいのです。  具体的な要求、あるいは中国利用のビジネス戦略を、3〜5項目程度、当社に提示して下さることを希望します。 スポット的な短期取引も歓迎ですが、それだけでは本当の業務改善(Profit Get)にはなりません。

2.ビジネスフローを理解したプロジェクト管理
 ユーザーがベンダーを選ぶ時、多くのベンダーはスキルの優位性、技術力を真っ先に売り込みます。もちろん、これは重要な選択肢の一つですが、もっと重要なことはお客様のビジネスフローを理解した上でプロジェクト管理ができるのか、ということです。 DCC社の最も大きな役割は、パートナーとしてお客様と共にビジネスニーズを理解し、その下でプロジェクト管理をするということです。これができるかどうかで、プロジェクト成功の可否は大きく分かれます。

3.ビジネスフローを理解した品質管理/進捗管理
 品質管理/進捗管理は報告を定期的にさせるだけでは意味がありません。その内容が問題なのです。  真のプロジェクトマネージャは、問題が起こる前に、最善の対応策が取れるかどうかで決まります。  そのためには、該当プロジェクトの全社的な位置付けを知り、ビジネスフローを理解していなければなりません。問題の本質は何か、を考えないと、ISO9001の認証を取得した、品質保証部を作ったというだけでは、ないよりましということになり、品質向上は望めないでしょう!!

4.円滑なコミュニケーションを重視する
 中国と日本では品質に関する尺度が違います。 中国人が大丈夫だという品質が、日本では不良となるケースを数多く見ています。これは何に由来しているのでしょうか!?文化の違い?習慣の違い? いろいろ理由はあるでしょうが、私の経験から、円滑なコミュニケーションに由来していることが多いことが分かりました。中国人も日本人も同じ人間ですから、基本的なところで理解しあうことが出来ますが、日本人同士のように以心伝心は中国では禁物です。円滑なコミュニケーションが如何に品質を高め、スムーズな進捗を促すか、経験してみなければ分からないと思います。

5.中国ビジネスのリスク最小化と相互利益
 中国ビジネスにはリスクがつきものだという考えが多く、しり込みする傾向があるのはよく分かります。しかし、世界の中でも有数な、知的水準の高い中国人をパートナーにすることの優位性は、そのリスクを補って余りあります。 相手を知り己を知ることによってリスクを最小限に抑え、相互利益に結びつけるのがDCC社の大きな役目でもあります


 天津のモトローラ社の納税額が、大連に進出している日本の大企業数社の総額を上回っているのをどう評価するか、自明のことではないでしょうか!? オールドジャパンの眼でニューチャイナを見てはならない、というのがDCC社(牛島)からのメッセージです。

2003.01.11 更新