中国である男の料理

このページの内容(日本語):
A.日本料理
B.中国・朝鮮料理
C.西洋料理
付1.パーティー料理
付2.大連のレストラン

Go down to the English part.

中国・大連で男の料理をやっています。日本料理、中国料理、西洋料理の食材、料理方法などを書いてみました。

まず、料理器具について。中国ではテンプラ鍋・油越しなどマイカルあたりを丁寧に探せば大体何でも手に入るはずで、コーヒー用メリッタ、焼き魚網、料理用時計(定時器)は友誼商城(Friendship Shopping Center、ここでは10年ほど前までは外貨や兌換券でした買い物はできなかった)にありました。ただし手に入らなかったのが、大根おろし器、料理用はかり、料理用温度計、すり鉢・すりこぎなどです。電気炊飯器は、おかゆを作る、蒸しパンを蒸すボタン付きで、大変便利。トースター(多士炉)と電子レンジ(電磁炉)はあるのですが、マイクロウェーブ・オーブン(微波炉)は松下のオーブン機能(焼[火考]効能)が付いたのを買おうと思っていて、まだ買ってない。(2003.01.05.) 大連滞在3年目になってオーブン(電[火考]箱 Oven)を買うのを検討し、韓国LGの技術が入った長帝ChangdiのCK-25(B) 298元、台湾の尚朋堂のもの(ファン付き)420元も検討しましたが、長盛電器の科盛(順徳)Keson 201R (回転軸付き)319元を国美電器で買いました。(2004.02.24.) すり鉢とすり木を日本で買ってくるのを忘れていたので、クルミを細かく砕く必要から、中国の「(搗)蒜缸 (dao3-) suan4-gang1」を25元で買いました。小さいが、当初の目標は達成できそうです。(2004.12.25.)

水は水道水をそのまま飲めないので、これをヤカンで沸かして飲むか、飲水機の上に載せる大連水帝太空飲品(Tel. 468-1010/7070/8080/)からの水を2ヶ月おきくらいに2つ買って(プラスチック缶を各30元で買って、交換の水は各15元)、使っています。ガスは都市ガスがあるのですが、新しい建物は半数以上の入居があるまでプロパンガスを使わなければならないのと、例外的に私のアパートの各階の8号室は年ガス管の漏れが見つかり、まだプロパンガスを使っています。(2003.01.05.) 大連滞在3年目のアパートは都市ガスがあり、電気ポット(電熱水瓶、3.0 Jar Pot)も備えているので、水道水を常に熱しておいて飲んでいます。(2004.02.24.) 最近は水道水を必要なたびに沸かして、飲んでいます。。(2004.12.25.)

買い物には、スーパーは北京華聯という全国チェーンの大型スーパーが5分ほど歩いたところにあり、在来の市場は1分くらい近くにあり(大同市場)、明天Tomorrowというコンビニは7分くらい歩いたところに2つある。在来の市場は特に安くて、いろいろなものがあり、面白い。日本の食材は、マイカルMykal(日本のマイカルが廃業しているので、大商の所有になっている)で買う。(2003.01.05.) 大連滞在3年目のアパートの近くにカルフール(家楽福)があり、フランスパン(無糖農夫包、芝麻包など)や輸入ワインがあって、なかなかいい。近くの玉華市場は大同市場より小さくて、魚類が特によくない。(2004.02.24.)

A.日本料理

肉じゃがの作り方を、旧正月に日本へ帰ったときに、ワイフから習ってきました。薄切りの豚肉を小さく切ってからフライパンで炒めて、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンなどを入れた鍋に水を少し入れて煮て、さっきの豚肉を入れて、砂糖、醤油などで味付けする。牛肉を使うと、すき焼き風になる。(2003.02.15.)

白玉汁粉(しらたましるこ)は友人の岡田稔さんがやっているのを見て、またワイフにレシピを書いてもらい最初に覚えた料理の1つでした。あずきはどこの市場でも非常に安く売っていて、小石も混じってないいい品質なので、買ってきて、2昼夜水にひたし、1時間くらい煮て、砂糖を入れて、お汁粉はできあがり。白玉粉(中国語で糯米粉Luo4-mi3-fen1)はどこでも売っているので買ってきて、水を少量入れて「耳たぶくらいの硬さ」にこねて、小さく切って円盤状にして、お湯に入れ浮いたところをあげて水で冷やし、おしるこの中に入れて、味噌汁茶碗に入れて、出します。(2002.11.15.)お正月には切り餅で、餅のお汁粉を作ります(下記の付1を参照)。あとで日本人の集まりで奥様の方々から聞いたのですが、水にひたしたあと小豆を煮て砂糖を入れた時に、少量の塩を入れると少量の砂糖を入れただけで甘みが格段に増すということで、岡田さんとか三上さんとかは日本料理に挑戦するのはいいが、こうした経験則をもっと習うといいということでした。ハイ、ハイ!(2004.01.02.)

てんぷら(天婦羅)はまず小型てんぷら用なべと油こし器をマイカルで買ってきて、えび、さつまいも(中国人と一緒の時は喜ばれる)、小魚、にんじんなどを、電子レンジの上のてんぷら鍋を押して、油の温度を180度にして揚げています。大根おろしはマイカルに大根を売っているので買ってきて、日本から持ってきたおろし器で作っています。ゴボウ(狗宝または牛旁)も、寺村謙一さんの情報で栄盛市場(労働公園の地下2階)に売っていたのでやってみましたが、なかなかいいです。(2003.01.05.)

正月料理は複雑なものはできそうもないので、1袋50元(10個入り)の切り餅を博愛大厦の日本食スーパーで買って、お汁粉や海苔巻きにして食べました。大連の日本人のみなさんは切り餅1kg入りの袋や黄な粉を、正月前に日本から来る人に持ってきたりしているようですね。マイカルのスーパーには中国の年[米羔] nian2-gao1 が売っていて、もち米のも、とうもろこしのもやわらかくて、粘り気があまりないのですが、焼かないで電気炊飯器でふかして、まぁまぁモチとして食べられます。大連方言には「モーチ」mo2-jiという言葉が、残っています。いま、板付け(カマボコ)とクルミを入手したので、お雑煮に挑戦中!

ぬか漬けを日本へ出張して家に寄った時に、ワイフから習ってきました。生協で買った、国城産業(東京都板橋区)のぬか漬けの素「ぜいたく三昧」(800g)をプラスチック・ケースに入れて、毎朝、毎晩キュウリ、ナス、ダイコンなどを漬けて、ときどき食べ余って会社での昼食にも持っていっています。(ただし、中国人の同僚は見向きもしない。)あとでワイフから、「(出張などで)ぬか漬けを毎日かき混ぜられない場合は、上に薄く塩をして、冷蔵庫に入れる。上に水がたまったら、こまめに紙などでふき取っておく。味がいまいちになったら、唐辛子、塩、パンなどを追加する。」というアドバイスも貰いました。(2003.09.)

茂出木雅章「男の料理ハンドブック」(PHP研究所、2000年)を去年ワイフが送ってくてたので、これを見てチキン・カツを作ってみました。薄めに切った鶏の胸肉に、小麦粉をまぶしてから、なま卵に浸して、パン粉を付けて、油で揚げる。あらかじめパン粉とブルドック中濃ソースも買ってあったので、キャベツのみじん切りと合わせて、大変よくできました。勢いを得て、牛カツをやってみたが、肉が厚すぎてか、何かステーキ風になってしまい、うまくゆかなかった。トンカツも近々やってみようと思う。(2003.11.01.)

B.中国・朝鮮料理

中国で美的(Midea)の電気炊飯器(電飯[保火])を280元で買いました。250元以上の炊飯器は炊飯と保温以外に、おかゆ作りと蒸しパンを蒸すボタンもあり、大変便利です。お米に関しては私は1970年代に米国で、米国南部産の細い「外米」しかスーパーでは手に入らず、しばらくするとカリフォルニア米が日本食専門店で手に入りはじめ、これが一番日本の米に似ていておいしかった経験があります。中国ではスーパーで盤錦大米LeeSee Rice(遼寧省盤錦市盤錦利是米業公司)や響水大米Xiang Shui Rice(黒龍江省牡丹江市響水米業集団)を袋詰めで買ってきて使っています(袋詰めの米はすでに洗ってあるので、洗う必要なし)。それで、わざわざ松江米業(Tel. 138-0426-5097)などの店で日本のコシヒカリなどを買って食べるような必要がないような気がしますが、どうなんでしょうか。注:長白源の梅河大米5kg入り(「日本秋田小町」というラベルも貼ってあった)を買って使っていたところ、しばらくしてカビが生えた状態になり、残りは捨てた。より小さい2.5kg入りの米を買うこと。(2003.07.21.)

くらげとキュウリのサラダ。くらげの塩漬け(海?hai3-zhe2)がどこの市場でも売っているので買って、こまかく切って、水で戻し、キュウリをたたいておおまかに切って、しょうゆとお酢とにんにくとでまぶして、サラダとして食べます。くらげにお酢だけを付けた老醋?頭というのも、いいようですね。

中国人はゆで卵に温泉卵のように味を付けた茶蛋(チャータン)が好きで、私も大好きですが、この作り方を覚えました。まずスーパーで茶蛋料または煮肉調料というバッグ入りの調味料を買ってきて、1袋を水にひたして、しょうゆとお茶がら(これは不要なのかも知れない)も入れて、卵をゆで、ゆであがったら卵の殻をていねいに砕いて、さらに煮ます。しばらくするとこげ茶色と独特の風味が染み付いて、これでできあがり、パクパク。(2003.01.03.)

トマトの卵炒め(西紅柿炒鶏蛋)は誰でも簡単にできる料理で、昼食の時に作り方を習いましたが、まだうまくいってない。卵をあらかじめ炒めてしまうのがよくないらしく、トマトを8分の1くらいに切って、炒め始め、そこへ生卵をかきまぜたものをぶっ掛けて、多少の砂糖、塩をいれればいいのかも知れない。

いままで2回ほど、中国式病人料理を作るはめになりました。まず、おかゆは、日本式の塩味のものはダメで、紅糖(黒砂糖)を入れた、甘いのが中国人は好きなようです。次に、烏鶏wu1-ji(ウコッケイ、烏骨鶏)と甲魚jia3-yu2(スッポン)が大商の1階に病人用または精力増強剤として売っています。ウコッケイ(黒い肌の鶏)は1匹45元を払い、そこでハサミで切ってもらい、桂圓gui4-yuan2(乾燥した竜眼)と枸杞子gou3qi3zi3(クコの実、橙色の植物の実)を入れた小さなビニール袋をくれるので、これとウコッケイを水にいれてグツグツ煮て、少し塩を入れて、この汁をいただきました。スッポンは1匹(1.3〜2.0斤)120〜180元くらいで、目の前で甲羅をはがし油肉や筋を取り除いてくれて、やはりビニール袋に入れた桂圓と枸杞子をくれるので、これと一緒にくれたウコッケイを入れた鍋に水を入れて、15分くらい煮て、スッポンとウコッケイの肉を食べる。スッポンの肉と一緒に、少量の血と肝臓の汁をそれぞれ白酒を入れた紙コップをくれるので、これも苦いが飲むと精が付く。(中国南部では冰糖(氷砂糖)を入れて、グツグツ煮るんだそうです。)朝鮮人参ren2 shen1は薬屋にあり、あまり体が弱い人には良くないそうで、まだ試食していません。(2003.02.28.)

中国式シャブシャブもやってみました。スーパーに開泰 重慶火鍋底料というのが売っているので(開泰 [泳-永+刷]羊肉底料は使ってみたが辛すぎる)、これをテンプラ鍋のお湯に少し入れて溶かし、あとは近くの市場で買ってきた牛肉の薄切り(牛肉片)、マットンの薄切り(羊肉片)、白菜、ホウレンソウ(波菜)、春雨(粉絲)、シイタケ(香磨j、香菜、海鮮(エビなど)を入れて、北京王致和食品のビン入り芝麻醤をぬるま湯に溶いたものにつけて食べます。日本人としては、青くび大根を手に入れて、おろしも用意した方がいい。(2003.04.07.)

包子を中国人の友人とやってみて、まぁまぁでした。まず、前から買ってあった餃子用の小麦粉に、新しくスーパーで買ってきたイースト(泡打粉 pao4-da3-fen1)を適当に混ぜて、水を少量入れて固く練って、20分くらい寝かせます。別に、ネギ、キノコ、ニンニク、ショウガとひき肉と水を混ぜて、具を作り、先ほどのこね粉を適当に切って、ギョウザ用の麺棒で包子の皮を作り、具を入れて、皮の上をつまむようにして閉じる。あとは鍋で蒸して、酢醤油で食べます。沢山作りすぎて、余ったのは冷蔵庫の冷凍室に保管して、すべて食べるのにその後2週間くらいかかりました。(2003.05.31.)

大連フラマホテルの料理教室も、第2回から出席しています。(2004.05.23.)

歌手のアグネス・チャン(Agnes Chan、陳美齢)が中国の旧正月休みに当たる時期に、NHK World Premium(海外向け放送)に出て、子供のころお母さんがご褒美がある度に作ってくれた砂鍋獅子頭(シャーグゥオシーツトゥ、土鍋ししがしら)の作り方をやっていたのを見て、おいしそうなので私も作ってみました(ここに書いてある作り方と似ている)。主な材料は、豚のひき肉(絞jiao3肉、1斤でたっぷり4人分ができる)、片栗粉(澱粉)、ザーサイ(搾菜)。まず、鍋にジャガイモ、大根などを大きく切って入れて、柔らかくし、ニンニク、ショウガなども入れ、塩・醤油で味付けをする。別に、ひき肉、タマネギ、ザーサイ(これがアグネス・チャンのお母さんの秘訣だそうです)を細かく切って入れ、また生卵、片栗粉を入れて、少し塩も入れて、くまなくこねてから、両手で大きな丸いオニギリを作るように肉団子を作り、先程の鍋に入れて、肉団子の中まで火が通ったら、出来上がり。お腹がいっぱいになります。中国では獅子頭は結婚式に小さな団子状にして油でいためたのを出す習慣で(何でも皇帝が食べるものだそうです)、また紅焼獅子頭というやり方もあり、ただしこのような豪快な獅子頭の作り方は始めて聞く、大変おいしいという中国人が多い。(2006.01.31.)

大連では毎年11月以降翌春になるまで白菜(パイツァイ)が多量に安く売られていて、中国人は白菜漬け(酸菜)キムチ(辣白菜)を家庭で作ります。[酸菜(スヮンツァイ)の作り方]:後で。 [キムチ(辣白菜 ラーパイツァイ)の作り方]:次のように3〜4日がかりで作ります。主な材料:白菜、辣椒皮(ラーチャオフェン)、辣椒面(ラーチャオミェン)、梨(白梨)、リンゴ、ニンニク(大蒜)など。まず、白菜を2つ(1つ2〜3斤で、5元)、それぞれを縦に半分に切り、各葉っぱに塩を丁寧に塗り、バケツに入れて、1日半寝かす。別に、ラーチャオ皮、ラーチャオ面、砂糖(白糖)それぞれ2両(100g)に、玉ねぎ、、氷砂糖(冰糖)を砕いたもの、味の素(味精)、塩、ショウガ(姜)をそれぞれ少々入れ、さらに梨(白梨)2つ、リンゴ2つ、玉ねぎ(大蒜)2束を細かく切り砕いたものも入れて、なべの中でかき混ぜ、さらに木の棒でトントントンと1〜2時間叩き潰して、それを容器に入れて、冷蔵庫で1日寝かすと、ラーチャオチァン(辣椒醤)ができる。後日、白菜を入れたバケツに水が十分出た(出水)のを確認して、白菜の塩を水で流し、それぞれの葉にラーチァオチァンを塗りつけ、比較的小さな容器に分けて入れて、冷蔵庫内で1〜3日寝かすと(大連の室内は20℃くらいで漬物には熱すぎるので、窓際のカーテンの後ろだと10℃くらいなので、そこに置いてもいい)、新鮮なキムチができるので、自分で食べたり、友人に分けてあげてもいい。ラーチャオは沢山余るので、後日使えるようにして、また好みにより、ラーチャオチァンに生のエビ、イカ、柿の皮などを入れたり、キムチを少なくとも2〜3週間寝かして、古漬けにしてもよいと思う。(2006.02.02.)

C.西洋料理

私は若い頃アメリカで暮らしたので、朝食は過去30年くらい、コーヒーとジャムまたはハチミツ付きパンでした。中国へきてから、メリッタの道具を友誼商店でやっと見つけて買って、大連森ビルでのUCCでコーヒー豆をひいてもらい、大外の東わきの「克林蒂Cream Tea」(Tel. 280-1212)などでパンを買い、大連特産のアカシアの蜂蜜を付けてしばらく食べていましたが、結局コーヒーは中国の水の関係でまずく、パンは中国の様々なせんべいや蒸しパンが安くておいしいので、これをミルクと共に最近は食べています。夏まで住んでいたアパートのそばにはおいしい揚げパン(油条、deep-fried twisted dough bread)と豆乳(豆漿、soy-bean milk)の店があり時々食べていましたが、いまは近くにいい店がないので食べていません。(2003.01.05.) しばらく前から、カルフール・スーパーでフランスパンを焼いて売っているのを発見したので、おもにその「無糖農夫包」というパンを食べています。(2003.11.01.)

西洋料理の材料は一般に手に入りにくくて、気がつくところでは、チーズがなかなかなく、ウォルマートとカルフールに少しある。レモン・スクイーザー(lemmon squeezer、搾汁器)は、いろいろさがしたら、友誼商城にドイツ製の電動スクイーザーがあり(200元)、マイカルにはステンレス製の立派なスクイーザーがあり(100元、上のふたと下の受け皿の一体型)、カルフールにプラスチック製のスクイーザーがあったので(7元)、この7元のを買った。マヨネーズはキューピーマヨネーズが市場の6割くらいを占めていて、米国KnorrのHellman'sが3割くらいを占めているようで、Hellman'sは味付けが甘くできていて、私は好きでない。(中国人は、ふわふわパンにマヨネーズを付けて、食べる。)トマトケチャップは、私は米国のハインツ社(H.J. Heinz)の「57」(Fifty-Seven)が好きで、時々カルフールでタイ国製の「57」を見かけるのと、日本の明治屋でこれと米国ルイジアナ州のMcIlhenny Co.製のタバスコ(Tabasco)(ピッツァに使う)を安く売っているのを発見して、仕入れてくる。(2003.11.01.)

マカロニと鶏肉のグラタン2人前:マカロニ150gは塩を入れた熱湯でゆで、ざるにとる。なべにバター大匙2杯をとかし、小麦粉大匙2杯を弱火でいためる。さらさらになった火からおろし、ミルク360ccを泡たてきでかきまぜながら少しずつ混ぜる。だまができないように はやくまぜる。たまねぎ1個をあらみじんする。サラダオイルでたまねぎをいため 鶏肉200gを細かく切って一緒にいためる。塩コショウする。鶏肉にマカロニを加え、ホワイトソース3分の2とあえる。 グラタンさらにあえたものを入れ残りのソースを上にかける。その上に粉チーズをふりかけオーブンで焼く。 これは、ネスレ社の「1から始める料理の基本」にありました。ホワイトソースとは、洋風料理で使われる白いソースのことで、ベシャメルソースとも呼ばれます。ホワイトソースはバターと小麦粉を焦がさないように炒めたホワイト(白色)ルーを、牛乳やブイヨンで溶きのばして作られます。グラタンやクリームコロッケ、クリームシチューなどに使われます。

去年11月には友人のBarbara Phillipsが遼寧師範大学の彼女と夫のGaryのアパートで、ケーキの作り方のスクールを開いてくれました。VeryBestBaking.Comからパンプキンパイ(Pumpkin Pie)とフロスティング(Frosting)で検索して、探してください。

ジャム作り: 私は日本にいる時から、ジャム作りはワイフのやり方を見よう見まねでやっていました。日本ではあまり見掛けなくなった紅玉を苦労して見つけて(酸味があっていい)作って、専用のビンを買って入れた。大連へ来て、リンゴが沢山出ているので、リンゴジャム(apple source)を作り、パンに付けて食べています。市場で普通のリンゴを買い、皮を剥いて、果肉を2〜3ミリくらいに切って、鍋に入れて、火を付けてかき回し、ドロドロになったところで、ほぼ同容量の砂糖を入れて、シナモン(McCormick社の香料シリーズに肉桂粉Ground Cinnamonがある)も少し入れて、火を止めてから、レモン(友誼商店やカルフールに売っている、レモン搾り器=レモンスクイーザーは上記を参照)の汁を入れて、かきまぜる。中国のリンゴは水気が少し足りないので、火をつける前に、水を少し足すといい。富士など2〜3種類のリンゴを試してみたが、どれも酸度が弱いので、レモンを多少多めにするといい。(2003.11.01.) 大連ではアンズやブドウが安く手に入るので、いろいろなジャムが楽しめる。(スイカや白桃などは酸味が少なくてダメ。)余ったジャムは、ビンに入れて中国人の友人へ贈ると喜ばれる。ただし、パンを食べる習慣はないと思うので、ジャムを食べてくれているか多少疑問が残る。(2004.06.07.) 金龍寺森林公園へ3回目に行ったとき、ユスラウメ(小桜桃)が山道にまだ少し残っていたので採って来て、また帰りにアンズ(杏)を買ったので、これらのジャムを作った。5〜10分煮て、砂糖を入れて、もうできあがり。少しレモンを入れたり、シナモンを入れた。(2004.06.09.) 先週土曜日に金龍寺森林公園で採ったユスラウメをジャムにして、同じく大黒石で買った最後のサクランボ(真紅のアメリカン・チェリー)もジャムにし、昨日会社の近くで買ったアンズも朝ジャムにして、大変忙しかった!(2005.07.09.)

焼きリンゴについても、最近腕を上げました。リンゴの上1/4を切って、下の3/4の芯を底を抜かないようにくりぬき、楊枝で10個くらいの穴を開けて(リンゴが破裂しないようにと、私が見たインターネットのホームページに書いてあった)、砂糖とシナモンとバターをまぶしたものを入れて、オブンを180℃にして45分して取り出す。そのまま食べてもいいし、アイスクリームと食べてもいい。日本へ帰国したときに東急ハンズで、リンゴの芯くりぬき器(Apple Corer、473円)を買い、これはリンゴを丸ごと上から芯を抜くようになっているが、底を抜かないように注意しないといけない。(2006.01.16.) カルフールにラム酒を売っていたので、1ボトル買って(88元、Bacardyの透明でなく茶色の)、友人のパーティーへ持って行くのに使ってみたが(リンゴ6個を電気オブンに入れて、65分かかった)、冷えたのを食べたせいか、あまりうまくなかった。(2006.01.22.) 旧正月休みにいろいろやってみて、ラム酒を入れるのはあまりおいしくない、芯くりぬき器で穴を開けるのがそこにおいしい汁が溜まって大変おいしい、リンゴの皮に包丁で縦に4つの切り目を入れると、焼いた時に皮がゴソっと剥けるのを防ぎ、またリンゴが割れにくく、ジュースが外へ出にくいのを発見し、また作った焼きリンゴを冷凍すれば、友達にあげたり、後でオブンで10分くらいで解凍して食べても大変おいしいことを発見して、いまはこうして作っています。(2006.02.04.)

付1.パーティー料理

大連へ来て2、3年になり、多少料理ができるようになって、友人を呼んで自宅でパーティーをやるようになりました。クリスチャンの友人たちと、クリスマス、新年、マルディグラ、イースターの時期にやるのが多いですが、山登りの会の友人たちともやったりしもます。お汁粉をあらかじめ作っておいて、パーティー最中にみんなで餃子の皮を作り、焼き餃子(これはなかなか評判がいい)、水餃子、味噌汁、白玉汁粉をやるシリーズが標準で、新年にはお餅のお汁粉(切り餅は10個の袋入りが60元でマイカルで買う、また日本から持ってきてもらう)、黄な粉餅、酸辣湯(スァンラータン)などをご馳走します。1品持ち寄りのパーティーですとみなさんにいうのですが、料理をやらない人が多くて、簡単なお菓子やお酒を持ってくる人がほとんどで、自分で作ったまたは店で買った料理を持ってくる人が僅少なのが多少の悩みですが、みなさんに奉仕するのが楽しいという気持ちでやっています。(2005.01.03.)

付2.大連のレストラン

大連のレストランについても、徐々に書いてみましょう。中華料理店で私が好きなのは、麦子大王(山西省料理、長春路348号、Tel.248-5284 & 247-0102)、百姓村(中国各地の田舎料理、ヒルトンホテルの向かい)、大清花餃子(満族料理、五五路5号、Tel. 281-5965、清朝乾隆三十八年に瀋陽で創立)、天天魚港 人民路店(フラマ・ホテルの近く、海鮮料理)、野力火鍋(新開路99号、369-7505、シャブシャブ、値段が高い)、多多火鍋(シャブシャブ、値段が安い)、不見不散(孫楠という歌手がやっている、五一国際酒店の南隣りにあるザリガニの激辛料理。コンシエルジェ誌の三宅俊也くんに話していたら、2003年8月号で書いてくれた)など。万宝海鮮舫(ヒルトン・ホテルの右の道を行ってすぐ右の道、松林路9号281-3888)は有名な海鮮料理屋で、蛋黄炒蟹、清蒸鮑魚12cm、清蒸蝦把、三鮮金銭翅chi4、香末菜などをたべました。

亜恵Acasia(三菱商事の合弁会社)というのは街中でよくみかける中国式ファーストフード店で、私が働いている大連軟件園でも地下のカフェテリアは亜恵が経営している。不見不散(五一国際酒店の向かって右隣り、中山広場の南の解放街2号、280-9760, 282-5151 x6699)では、ザリガニの赤唐辛子炒め(麻辣龍蝦)の辛いのがあり、おいしい。小背籠(籠の字は[竹+僂-イ]で xiao3-bie1-lou2、黄河路703号、家楽福西走100米、464-6999、野生菌菜)というキノコのシャブシャブのようなものを食べられところがあり、これは日本の仙台にも最近を店を出したそうです。五一広場の家の付近には、兄弟ラーメン、西安ラーメン苑、過橋米線(昆明市で始まったごま油ラーメン)などがあり、行ったことがありますが、あまりパッとしない。

最近星海広場の東側にいいレストランがたくさんできて、中海楼(8480-2799)、台北一+一など。また西郊外の大連ソフトウェアパークの近くでは、麦子大王(東北財経大学より手前の左、8469-0648)、欣半島酒店(旅順南路へ出てすぐ右、8466-7889)など。(2005.05.04.) ソフトウェアパークの中では、1号楼と2号楼にアカシア・レストランがあったが、3号楼(GE)と9号楼のEurestができて、また東軟B5楼(HP)にも中国各地料理店ができて、レストランが豊富になりました。(2005.08.05.)

コーヒーショップは、高爾基路のI−55(西崗区高尓基路67号、369-5755、米国人 Matt & Elaineがオーナー)、大連森ビル1FなどのUCC上島コーヒーなどがありますが、中国風なのが名典珈琲語茶(職工街58号、272-8283)で、店内にブランコがあり、クラシック音楽の生演奏をやっています。大連のあちこちに全国連鎖店「上島珈琲 U.B.C. Cafe」があり、日本のUCC上島珈琲(中国では通称「上海上島」)の中国のパートナー(UBC台湾上島が海南上島を通して作ったUBC杭州上島)がけんか別れしてやっているもので(日本の上島コーヒーは商標権裁判で最近は勝ち目で、すでに海南上島を買収し、UBC杭州上島の方は全国的に「両岸珈琲」に変わっているらしい)、ステーキなどが高いがおいしいです。マナベ(真鍋)珈琲館も、延安路にありますね。スターバックス・コーヒーが青泥窪橋の百年城にできたと聞きましたが、まだ行ってない。(2005.08.05.)

日本料理店は紅葉(もみじ)、大名くらいしか行ってないですが、大連理工大学北門をさらに西へ少しいったところで左斜め前に行くと日本料理店「いざか屋 松」があり、シェフの閻軍Yan1 Jun1さんは6年間東京の虎ノ門で働いていたそうで、安くておいしいお店です(住所:理工大学理工園1号楼、Tel.:130-5050-3286)。ただし、この店の店長が大連師範大学の方へ店を出してそちらへ行ってしまい、そちらは多分いいが、履行大学北門付近の店の日本料理はうまくなくなった。間もなく、大連ソフトウェアパークの2号楼に日本風カレー店・コーヒーショップ「楽天舎」が、以前の大連理工大学北門の西側っから引っ越してくる予定。(2004.11.15.)

韓国・朝鮮料理では、紅帽子(長江路・新開路交差点)が高く、雅園[火考]肉(勝利路&[持-寺+用]警街、431-7778、ユッケ=生の牛肉がおいしい)、田大媽[火考]肉(勝利路・北京街交差点、360-5098)が安い。(長白山へ行った時に、犬の肉も食べましたが、味の程は慣れていない日本人には???)大連には北朝鮮の政府関係者が経営する北朝鮮料理店がいくつかあり、最近その1つ、平壌高麗館(五五路から入る海湾街5号)へ行ってきました。北朝鮮の大学で歌舞のトレーニングを受けた若い女性(もちろん金生一のバッヂをつけている)が歌ったり、踊ったりの演技を見せてくれます。(2004.09.06.) 最近星海広場の東側にいいレストランができて、そのうち韓国料理の「景福宮」(8480-3316)がいい。(2005.08.05.)

西洋料理店では、マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキンがあり、私は勝利広場のピッツァ・ハット(百勝客)へはよく行きます。イタリア料理は南山路(@昆明街)のLe Cafe Igosso(265-6453)があり、友人と二人で牛肉の刺身、サンドイッチ、コーヒー、コロッケで247元取られたので、普通のレストランは2人でどこでも110元くらいなので、少し値段が高い感じがする。私は大学時代にロシア語を習ったので、ロシア料理店は東京タワーのそばのヴォルガ(先日行ったら閉鎖していた)などへ行ったことがあり、大連では文林餐館 Kabachok dlya moryakov ( 8280-1427、長江路14号、香格里拉に向かって右の職工街との交差点)をついに見つけました。普通に入ると何の変哲もない中華料理店だが、入るときにリューシャ Lyusya さんに「ドーブルイ・ヴィェーチェル」(今晩は)などというと、中国語・ロシア語入りメニューを出してくれる。ボルシチ(牛肉・ジャガイモ入りスープ)などがおいしくて、ウォッカはストリーチュナヤ(海外では1番有名)なども置いてある。ロシア人船員が多く出入りしており、我々が行ったときにもロシア船員グループ(ナホトカから来ていた)が来ていて、余ったウォッカを寄付するついでに、ロシア語で少しおしゃべりしてきました。(2004.10.18.) 会社の同僚がもう1つのロシア・レストラン・バー・ウラー Ура(万歳という意味)の名刺をくれて、住所は中山区竹青街8号(民主広場の万宝海鮮舫のそば)8296-6379/8264-5376ということですが、彼もいったことはない。(2006.01.23.) 最近星海広場の東側にいいレストランができて、そのうちフランス料理の「左岸」がいいと聞いているが、行ったことはない。(2005.08.05.) ロシア料理レストラン「紅帆船酒店」(港湾街2−6号、130-1949-6209/6076)を大連の日本語雑誌「Look」2005年12月号で中村順恵さんが紹介していたので、友人と行って、ロシア・ビール(大40元)、青魚沙拉(Saira、20)、紅菜湯(Borshch、大18)、鉄板牛肉(32)、鵜克土豆[王鬼](30)、ロシアの白い面包(10)、水果巻餅(25)、抜[糸糸]苹果(リンゴを砂糖絡め焼き、25)で、合計200元を2人で割り勘して、1人当たり100元でした。(2006.03.14.)

回族料理については、私の家の近くの北京街に大連で唯一の回教寺院があり、その回りは回族料理を出すレストランが沢山あるので、いつか試してみたいと思う。「清」、「真」と刻印があるせんべいは、甘くておいしかった。(2003.01.13.)

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A Man Cooking in China

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I started cooking in Dalian, China. I want to describe where to get materials for and how to do Japanese, Chinese/Korean and Western cooking.

A. Japanese Cooking

B. Chinese/Korean Cooking

C. Western Cooking

Addendum 1. For Home Parties

Addendum 2. The Restaurants in Dalian, China

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Prepared by Yoshi MIKAMI on January 5, 2003. Last update: Feb. 14, 2006.